白菜

2021年1月 3日 (日)

俺の野菜を食べて心を燃やせ。

秋野菜のピーマンが枯れたのは12月20日のことだった。

ここまで頑張ったので夏、秋、冬野菜と呼んでも良い。

俺たち夫婦の為に命を燃やしてくれた。

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最後のピーマンの収穫は肉詰めにしてもらった。

肉厚なピーマンだ。寒さにあたり苦みが増した。

サラダは収穫が始まっていた結球レタス。

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畝はそのまま、空豆の居場所になる。

ここにはピーマンの他になすを植えていた。

畝の中央部は空いているので10月中旬に空豆のタネをなにもせずに蒔いている。

空豆は昨年、就職で家を出た三女の大好物。

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下はレタス。縁に結球レタスを植え付け、

中央部にリーフレタスを植えている。

最初に結球レタスを食べてリーフレタスをリレー食べた。

寒さに強いレーフレタスにはベタがけ不織布を使わずに彩りを楽しんでいた。

だがムクドリの一家が寒くなると訪れて糞だらけにするので

数年前より花壇ではなく、畑スペースで栽培をしている。

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ダイコンは2品種栽培しいている。その左側にはゴボウ(短いタイプ)を栽培している。

長いことタネを冷蔵庫で眠らしていたので、9月上旬に第一弾のダイコンと同じ日にタネを蒔いた。

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ゴボウにとってはタネ蒔きが遅かったのでダイコンのようには成長していない。

鍋に入れて食べた。

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夫婦二人では食べきれない量の野菜を育ているのだ。

仕事が忙しくコロナが蔓延して、娘達も思うように実家にかえれないでいる。

今年は全員そろいそうだという話だったがコロナ対策で3女がいつ帰れるか分からない。

次女がふるさと納税で手配してくれたすき焼きの肉が送られてくるので白菜と下仁田ネギを収穫しておいた。

今年は下仁田は栽培が遅かったので出来は今までで最低だった。

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なんとか年末は三女も帰省できて家族一同そろって俺の野菜ですき焼きを食べることが出来た。

でも、つかの間で彼女は最後に来て、最初に帰っていた。

俺の野菜を所望され、白菜を二玉とダイコン、レタスを持って帰っていた。

そしていつものようにメモに書き残していった。

それを見た俺は彼女に俺の野菜を食べて、

人のために心を燃やせと言って送り出した。

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2020年11月11日 (水)

野菜の呼吸 拾壱の型/白菜  畑柱 ゴザエモン

 10月末の連休、3女が帰省出来ることになった。

鍋が食べたいというので白菜とダイコンを収穫して待っていた。

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ダイコンの葉は今ならみずみずしいので妻と二人で牛肉と炒めて食べた。

葉の苦みと牛肉の甘さがたまらなく美味しい。

 

白菜は「白菜栽培は戦いだ」とこのブログの初期に記したように秋冬野菜で最難関の栽培技術を必要とするものだ。

去年は史上最大の台風の災害で秋冬野菜の栽培が出来なかったので気合いを入れて栽培した。

 

ここで今シーズンの白菜の栽培を振り返って見る。

8月の半ば第一弾のタネ蒔きをした。品種は「さとぶき613」年内取り白菜。

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10粒ほどのタネをプランターに蒔き、9月1日に大きく育った5株を畝に植え付けた。

空いたプランターに第二弾の白菜「冬月90」をすぐに蒔いた。真冬に収穫する白菜。

 

白菜栽培はタネ蒔きの時期が一番重要なのだ。

早すぎると、アブラムシが介するウイルス病になる。遅すぎると生育が不十分になり、葉が巻かない白菜ばかりになる。

殺虫剤とネットを使って防虫と保温をすると栽培の許容度が広くなる。

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でも、この頃の白菜栽培は更に一段と難易度が高くなった。

プロの農家も失敗する野菜になったのだ。

植え付けの9月上旬は猛暑続き、プロ達も1/3は枯れたとニュースになっていた。

秋野菜「きゅうり」で使った遮光ネットでしのいで白菜を定着させた。

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9月中旬、幾分猛暑が収まったので、第二弾の白菜を定植して遮光ネットを外した。

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今度は台風が日本列島に襲ってくる時期になった。

台風対策用にトンネル用支柱を寒冷紗に被せた。

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幸い今年は台風の直撃は避けられ、10月末に収穫を始められた。

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3女が帰省したので3人でキムチ鍋にして食べた。

 

次の日、「鬼滅の刃」の映画を3人で見にいった。

実はネットで「鬼滅の刃」が終わると騒がれていたので気になっていたのだ。

映画が公開する前に、テレビで放映されていたので、録画して妻と見てはまった。

帰省した娘に一緒に見に行くかと誘ったところ、ネットでテレビ分は見ていて、珍しく付き合ってくれたのだ。

夫婦50割と大人1名でチケットを購入すると真ん中に娘になった。思わず一同笑ってしまった。

映画は感動した。全集中で見た。

 

家に帰るとベットで横になっていたら俺は寝てしまった。

起きると「すみっコのシロクマ」が置いてあった。

俺は公の仕事は終わったのだが貧乏症でいつも忙しくしているのだ。

それを気にかけて三女はぬいぐるみでお呪いをするのだ。

「眠りの呼吸 壱の型 シロクマ」と三女に言われた。

 

「俺は柱だから呪いにはかからい」と言い返したら、「引退したのに何の柱?」

と言われたので「畑柱」だと答えた。

 

彼女が帰るときに「野菜の呼吸 拾壱の型 白菜」と言って白菜を渡した。

俺にメモを返して帰った。

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(クリックすると写真が綺麗に見られます)

 

後日、姉達から「鬼滅の刃」の感想聞かれた三女は

「パパは畑柱になっていた」と伝えていたと妻から聞かされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2020年9月23日 (水)

白菜は定植しましたか? 早くしないと葉が巻きませんよ。

秋冬野菜で最難関は白菜栽培である。定植が遅いと葉が巻かないものになってしまう。家庭菜園を始めたM農園では盆過ぎに白菜のタネは蒔いたかが戦いの合図であったと、このブログの初期に書いた。

7月にタネを蒔くと、アブラムシが介在してウイルス病になって白菜が育たない。

8月中旬~9月中旬にタネを蒔かなくてはならないのだ。

盆前に年内取りの小形白菜「さとぶき613」をプランターに必要分の半分ぐらいのタネを蒔いた。

少しずらして晩成種の小形白菜「冬月90」のタネを蒔くからである。両者とも3Kg玉。

家庭菜園を始めた当初は大形種の3種の白菜のタネを買い10年ほど持ち、新規購入はできなかった。

その間、新品種は小形種に移っていた。今でもタネが売り出されている品種は「富風」だけになった。

5Kg玉である。家で家庭菜園を始めた当初に道行く人は大きな白菜を見て驚かれた。

 

下はタネ蒔きして3週間ぐらいの「さとぶき613」。

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9月になったので定植は出来る。育苗は前回投稿のキャベツ、ブロッコリーと同じである。

畝作りもキャベツと同じ。ただスペースの都合で2列栽培にした。

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今年は9月上旬までは体温ぐらいの暑さであったのでキャベツに使っていた遮光ネットを白菜に回した。

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9月上旬に今度は「冬月90」をあいたプランターに土を入れ替えずにタネを蒔いた。

二週間ほど育苗して定植した。

前回より小さめであるがマルチをした畝ならすぐに大きくなるから定植を優先させた。

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定植2週間過ぎの「さとぶき」である。白菜はキャベツに比べ成長が早いのだ。

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「冬月90」を定植して寒冷さでトンネルにした。

奥はキャベツとブロッコリー。

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台風が近づいてきたので対策として上から抑えた。

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昨年は史上最大の台風で秋冬野菜は栽培できず、白菜をスーパーで買って悔しい思いをした。

今年は俺の白菜を堪能する。

寒くなり巻が不十分であればこのトンネルに保温材のベタがけ不織布を被せる予定である。

白菜は適期のタネ蒔きと定植、そこに防虫もかねてネットや不織布で保温すれば葉が巻いた白菜が収穫出来る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2012年12月 1日 (土)

自宅の庭での秋冬野菜の収穫

 昨年、引っ越しが重なり秋冬野菜のダイコン、白菜、下仁田ネギは栽培しなかった。

 

今年は下仁田ネギは春先、ダイコン、白菜は9月上旬タネを蒔いた。

 

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白菜はべた掛け不織布を被せて保温した。ダイコン、下仁田は除草と追肥を兼ねて土寄せを1回しただけだ。秋冬野菜栽培は害虫も少なく、雑草の勢いも弱いので手間いらずだ。

 

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 葉物の白菜は先ず先ずの出来であったが、ダイコン、下仁田ネギの成長が遅い。建築用土に堆肥などの園芸資材をぶち込んでいるが、1年では土は改良できない。前の農園の状態の土になるのは5年後か。ゾウの時間が必要だ。

 

 普段はネズミの時間に生きる俺がゾウの時間に生きる人達に喜ばれるものを今年はひとつ作った。

来年もゾウさん達に気に入られるものを幾つか届けようと思っている。

完成までもう少しだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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2009年9月25日 (金)

白菜のタネ播きと定植

紅葉が見たくて岩手山から八幡平に向かう山旅を楽しんだ。

 

このコースの中間にある三石山は地元では有名な紅葉の山であり、盛りを迎えていた。見ごろは2週間と短くその時期を逃すと来年まで待たなければならない。

 

 山から帰ってきた翌日、早々に白菜の苗を定植した。白菜もまた時期が大切な野菜であるからである。

 

 盆過ぎからタネを蒔き始め、9月上旬にはタネ播きの適期は終わる。定植は9月中旬から10月上旬までには終えなければならない。早過ぎれば病害虫にやられ、大方は失敗に終わる。遅過ぎると気温がさがり、成長が阻害されて巻かない白菜ばかりになる。

 

他の野菜は少々遅かろうが早かろうが大して支障がないが白菜だけはそうはそうはいかない。だから、秋冬野菜は白菜を先ず考えて行動している。

 

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白菜は3品種栽培している。タネ蒔き後、約65日(2kg)から収穫でき、約100日(4~5kg)までいつでも収穫できる「富み風」。

 

これは02年から使い続け、今シーズンでタネが終わった。発芽率も特に落ちずに長い間楽しませてくれた。それを盆にタネを蒔いた。

 

タケノコ型白菜「緑搭紹菜」と大きく育つ「豊風」を、9月上旬にタネを蒔いた。前者は中早生種でタネ播きから80日で収穫でき約3.2kgなる。後者は晩生種でタネまき後95~100日、4~4.5kgになる。両者共に03年からタネを使っている。まだ、数年は、タネは持ちそうである。

 

白菜は畑で貯蔵は出来るが、生育期間の違う品種を育てると長い間食べることができるし、それぞれの持ち味を生かせる料理も楽しめる。

 

090924_017 石灰、鶏糞を混ぜ、120幅の黒マルチを施した畝に50cm間隔に苗を定植して2列植えにした。幼苗の時に虫にやられると満足な白菜ができないので移行浸透性殺虫剤を混ぜ込んで合わせて苗を22株植えつけた。そこに、240cmのトンネル用支柱に防虫と保温を兼ねてネットをする。肥料に持続効果の高い鶏糞を用いているので追肥はしない。

 

白菜のタネ播きは今からでは遅い。これから白菜を栽培する人はHCで苗を手にいれるといい。そして来シーズンは品種に拘ったタネ播きを勧める。タネは前項のように冷蔵庫で保存すれば何年も持つ。

 

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それと、マルチとネットは生育遅れを是正するので、毎年、白菜が巻かない人にははお勧めである。余った苗は、取っておき活着状態を確認してから処分している。ずぼらに見えても大事なところは用心深いのである。

 

白菜は時期を逸したら、満足な収穫できない野菜である。

 

ぐずぐずはしていられない。

 

待った無しだ。

 

 

 

 

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2008年12月 4日 (木)

秋冬野菜の収穫(2) 白菜

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11月上旬から収穫が始まっている秋冬野菜の王者「白菜」。栽培品種は早生から晩成まで収穫できる「富風」、大きく育つ「豊風」とタケノコ型白菜「緑搭紹菜」の3種類を育っている。タネの保存が上手くいっているので5、6年同じタネを使っている。いい加減新しい品種を試したいが後5年は今のタネが持ちそうだ。

 

昨年はなんだかんだで定植が10月になり、巻き率が今までの最低の80%だった。今年は盆蒔きの9月中旬定植を実行できたので100%に回復した。もちろん「白菜栽培は戦いだ」で報告したマルチ、パオパオのお陰でもある。でも、アブラムシ被害が例年なくすごかった。前と左横の方々が「そんなに使うの」と思うぐらい農薬尽くしだったので私の畑に非難してきたらしい。栽培する人によって家庭菜園が必ずしも安全安心とは限らない。

 今年はキムチを2回作る予定なので20株栽培した。また、白菜は春先のトウ菜も楽しみな野菜でもある。

秋冬野菜の収穫はまだ続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2007年10月 2日 (火)

タダ、タダ焦っている。

俺はあせっている。秋冬野菜の定植が出来なくて。3連休もあったのに全て雨で農園にいけなかった。

特に白菜が定植できないのは痛い。今週末、定植できたとしても例年より3週遅れだ。残暑に立ち止まっていたら秋が通り過ぎようとしている。

俺の白菜の不敗神話も終わるときがくるのか?。

俺は焦っている。その証拠に今回は写真も画もない。物語もなく、オチもない。タダ、タダ焦っている。

だが、俺は負けない。

俺にはマルチがある。

パオパオがある。

そして、選ばれた品種がある。

これがあるから白菜では負けしらずだ。

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2007年9月22日 (土)

秋冬野菜の育苗

 秋冬野菜の白菜、キャベツ、ブロッコリーの育苗をベランダで行っている。タネ播きは平鉢、プランタにする事が多い。簡単で楽だからである。それに、畑の準備にも余裕ができる。

 

 例年は盆過ぎにタネを播くのだが今年は残暑が厳しかったので9月になってしまった。

 

暦ではなく自分の体感を大事にしているのだ。

 

とカッコイイ事を言っているが植物の事をおもんばかったのではない。私自身が暑く、先延ばしにした結果だ。

 

 タネを播いて3週間、順調に成長してきた。直播ではないので発芽率も高く、育苗には農薬も使っていない。培養土には肥料をいれていないので、液肥で補っている。

 

育苗で重要なのは間引きであるが、これが悩みのタネである。育ちの悪いものは除くのは簡単だ。でも、育ちが良くても、どれかを間引かなければならない。成長も遅れるし、徒長するからだ。それに、 苗が多くなると、収穫が多くなり、後々困るのだ。

 

 たかが、家庭菜園であるが自分を律する強い意志が必要である。

 

何事もそうか。

 

 

 

写真の苗は、この後、最後の間引きをして、来週、定植を予定している。尚、間引きは残す苗の根を傷めないように鋏で根元から切っている。

 

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白菜「富風」タネは6シーズン目のものだ。

 

順調だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

002 これももうひとつの白菜「緑塔紹菜」通称タケノコ白菜だ。これは5シーズ目のタネを使っている。

 

白菜は今年、この2品種を栽培する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

001 秋キャベツは「新藍」だ。これも、タネは3年目。

 

10月に種蒔を予定しているのは「冬王」だ。これは、初めて試す品種だ。

 

春キャベツは「みさき」を栽培している。

 

キャベツは季節によって品種を変えている。キャベツは移植に強く、播きどきも広い。1回に作る量は少なくして、1品種複数回作ることもある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

003 ブロッコリー「唐嶺」。これは側枝花蕾が沢山取れる。前は、茎ブロッコリも併用していたが、食べきれないので、この一品種で十分だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さあ、暑いけれど、これらの定植の畝を作らねば。

 

美味しい野菜は食べれない。

 

秋は短い。

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2007年3月17日 (土)

白菜栽培は戦いだ・・・第4話

白菜の出来不出来で家庭菜園の秋冬野菜の成否が決まる。

 

どんなに他の野菜が上手に出来ても、この白菜の葉が巻かなければ、秋冬野菜は失敗と感じてしまうのである。他の野菜は食べてみなければ良し悪しは他人には分からない。

 

しかし、白菜は葉が巻く、巻かないで、一目瞭然なのだ。だから、皆この白菜には気合を入れて栽培をする。盆も過ぎる頃から菜園仲間の間では『白菜は播いたか?』が挨拶代わりになる。

 

これは、戦いの合図なのだ。

 

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戦場は東京ドーム4倍のM農園。約70組が菜園生活を楽しんでいた。

 

だが、秋になると様相が一変し、白菜を巡る熱い戦いが始まる。この戦いに君臨する王者Nさんは春にも栽培する、白菜栽培の第一人者である。

 

農薬、ネット類の園芸資材は使わない伝統的な無農薬栽培である。虫を見つけては丹念に潰すのである。(Nさんには虫について教えていただいた)作った白菜を故郷の四国に10年以上送り続けている。

 

その白菜は漬物にされ、お寺に献上されているそうだ。(本格的なキムチの作り方も教わった)

 

俺は約6年前に、『家族が喜ぶ野菜を作る』為だけに家庭菜園を農園の片隅で始めた。

 

だが何故だか白菜栽培の戦いに巻き込まれていったのだ。俺は盆過ぎに富み風(サカタ)の種を平鉢に播き、9月中旬頃にマルチを施した畝に白菜の苗を20株定植した。

 

王者は、ゆっくり参戦する。ポットで育てた白菜の苗を、石灰、鶏糞の施された畝に10月上旬に定植する。この時期には、ウイルス病も心配なく虫も少ない合理的な無農薬栽培法であった。Nさんはこの栽培法で10数年君臨してきた。

 

 この年は秋から数十年ぶりの寒さであった。全国的に路地栽培の野菜の不作が伝えられた。M農園でも白菜の生長に欠かせない温度が天から与えられず、巻かない白菜ばかりになったのだ。

 

王者も信じられない惨敗であった。早播きした、古老のFさんが30%の成功率を誇り、尊敬の眼差しを受けていたのであった。俺は19株巻いた白菜を得て95%の成功率であった。でも、ビギナーズラックであると思われていた。

 

 よく盆。また、戦いの合図が始まった。

 

俺は存在感を示すため大きく育つ「豊風」とタケノコ型白菜「緑搭紹菜」を栽培した。

 

昨年のリベンジとばかりに、俺に対抗心を燃やす二年目のAさんは50株、家庭菜園に夢中なKさんは100株、王者のNさんも、100株育てると情報通のMさんからもたらされた。

 

俺は、『白菜は作りすぎても食べきれない、虫つきは、「おすそ分け」も難しい』ので10株程度とした。これを知った白菜をこよなく愛する王者Nさんに怒られた。

 

M農園ではマルチを一切しない、伝統栽培であったはずが、畑を見回すとマルチをする人達が現れた。どうやら、昨年、俺の成果がマルチにあると見た奥様方の口コミのようであった。

 

勿論、王者はそんな邪道はしない。そのシーズンは暖かった。白菜の大豊作であった。『白菜はいらんかね~?』とM農園に木霊した。

 

 次の年の梅雨、王者Nさんが小屋と畑を明け渡し、忽然と姿を現さなくなった。

 

この年の盆からの、戦いの合図が『M農園は売却された』に変わったのである。秋冬野菜の収穫までは猶予があることを知った。

 

 年末、すき焼きの材料として、下仁田ネギと白菜を収穫にM農園に行った。

 

人影も無い、寂しい農園で新弟子を連れたNさんを見かけた。その弟子が私の白菜を見て『巻いてる?』とNさんを見て言うのである。

 

Nさんが『ネットしたのか?』と俺に呟いた。『えぇ・・・』と答えたのがNさんと最後であった。今は、それぞれ別々の農園で家庭菜園を行っている。

 

今、俺は、住んでいる社宅のベランダから、「好評販売中」の旗が虚しくゆれている、かつてのM農園を見ている。「兵どもの夢の後」。「山の農園」に転居してからは、戦いの合図は聞けなくなった。昨シーズンは凄く寒く、「巻かない白菜」ばかりを見た。今シーズンは温暖化と言われるほど、高温でどこも大豊作であった。

 

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世は温暖化と叫ばれているが局地的に見れば気候の温度異常である。数十年同じ農法で君臨していたNさんにも厳しい時がやって来た。Nさんはこれからも自分の農法にこだわって、白菜を栽培していくだろう。

 

俺は・・・・『家族も喜ぶ野菜を作ればよいのだ』。その時の状況にあわせて。

 

『白菜作るべし!』

 

次回『ブログの端境期(休み)』

 

 

パパへ  ☆コメント☆

 

戦いだけじやだめだキャラクターが少ないNさんとMさんばかりじやだめだ

 

家族をいれろ・・・・おやすみ いれろいれろ!

 

返信 これは女、子供には解らない「ハードボイルド」の世界だ。卒業シーズンでもあるし。

 

 

 

 

 

 

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白菜が主役の料理

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白菜が出来るとキムチを作っています。

最初は本格的なキムチ作りを行っていましたが今は桃屋のキムチの素で作ています。(味は少し劣りますが手間いらずです)。

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白菜をたくさん入れた餃子も作って食べるのも我が家の定番です。

白菜はサカタのタネの「富風」、「豊風」「緑塔紹菜」を栽培しています。

漬物、餃子料理のし易さ、味では「緑塔紹菜」です。

他の品種の白菜も栽培したいのですが、タネが後5年持ちそうです。

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