里芋

2009年12月27日 (日)

冬の里芋を「生かして」保存する

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畑に行くと大きく広げていた里芋の葉が丸まり、カリカリに乾き、茎だけがやけに目立つようになっていた。寒さでやられたのである。農園にも冬が訪れたのだ。12月19日のことだ。

 

こうなると、里芋を畑に植えっぱなしで置いていく事は出来ない。畑での防寒対策を開始する時期に来た。

 

 里芋には寒さをギリギリまで我慢させていたが我が家は冬の準備はすでに終えている。寒さに弱い女房がホットカーペットを出した11月7日が我が家での冬の訪れになる。その後、矢継ぎ早にストーブを出し、衣替えをしていった。

 

その様子を見ていた高校生になった次女がバーバリーのマフラーが欲しいと言いだした。キャメル地に黒,白,赤で構成されたチェック模様のイギリスブランドのものだ。今の女子高生の間では必須アイテムらしい。

 

俺の記憶では確かバーバリーは男物選科だったような気がしたが… …。 そういえば何かのお返しでバーバリーのフェースタオルを貰ったのを思いだした。ユニクロブランドで満足している俺の知らぬ間に、どうやら若い女性向けにも進出していたもようだ。

 

そこで、「ぱーぱりー」のマフラーを次女に手渡した。今は車通勤でめっきり使う事がなくなった俺の、チェック模様のマフラーを与えたのだ。『パパからだから「ぱーぱりー」』と一言添えて。次女以外の家族には大うけだった。彼女は姉妹に笑われた事でバーバリー似のマフラーを「しまむら」で女房と買ってきて、「ぱーぱりー」は待機に回っている。

 

 こんな調子で我が家では里芋より1ヶ月以上前から冬は始まっている。なぜ、里芋に寒さを我慢させているのかというと美味しくなるからなのだ。でも、限度を過ぎると赤いスジできて堅くなりマズクなる。それで冒頭の状態になった時点で里芋の防寒対策を始めるのである。

 

里芋の茎を切り落とし、根は切らず、山になるくらい土をかぶせる。「生かして」保存するのである。これで更に美味しい里芋が出来る。

 

ところが、今までは土をかぶせるだけで十分だったのだが一昨年、赤いスジできて半分ほどたべられなくなった。暖冬が続き、段々かぶせる土の量が少なくなっていたところに急に温度が下がったのが原因と考えている。

 

そこで、昨年は我が家と同じように、里芋にも防寒を強化した。

 

里芋にもホットカーペットをしたのである。里芋の土の山に古くなって使わなくなったホットカーペットカバーを更にかぶせたのである。

 

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収穫時にはカバーを退けって土の中の里芋を掘り出せばいい。厚みのある布地で出来ているカバーは風にも強いが隣の爺さんがうるさいので、念のためペットボトールに水を詰めた重石をした。

 

本来の役目を終えたモノの廃物利用を畑でもしているのである。今では廃物が出ると女房は先ず畑で使えないかと俺に聞いてくる。今回のように成功した例もあるが失敗もある。

 

夏に報告したトマトの支柱に結ぶ紐が失敗例だ。でも、気にしていない。失敗は成功するための準備と考えるようにしているからだ。それに面白いブログネタにもなる。

 

そう、親芋をたべるセレベスは寒さに弱い品種なので、この保存方法はせずに、すでに収穫は済ませている。周りについている小芋は翌シーズンのタネ芋するため凍らない場所で保管しているのである。

 

昨年は、真冬も美味しく里芋を食べられた。今年もホットカーペットカバーで防寒を強化し、「生かした」保存ができると思う。

 

これで、畑での寒い冬の準備は終わりである。

 

 

今年のブログもこれで終わりである。

 

… … …

 

昨年、止めるといって5月には復活したので止めるとはいいませんがブログの活動は「休止」することにします(サザンの桑田さんのようにすぐに復帰すかもしれませんが)。

 

その時までさようなら。

 

では皆さんいいお年を。

 

 

 

 

 

 

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2009年10月17日 (土)

初モノ里芋と秋冬野菜の収穫

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急に寒くなり、夕食は温かいものを食べようとなった。

 

いよいよ里芋の出番である。畑に行き、大きな葉っぱの周辺をスコップで掘り、芋を収穫する。今年も上々の出来だ。

 

九条ネギ、ゴボウも収穫した。これらは春先から栽培している秋冬野菜。まだ、小さいが盆過ぎにタネを播いたダイコンも収穫した。それとホウレン草。

 

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昼、女房が作った大学イモが大人気であったので、この勢いに乗じて今週もサツマイモを収穫した。

 

初モノの秋冬野菜を使った夕食のケンチン汁も好評であった。

 

さて、一緒に収穫した夏野菜 ナス、ピーマン、オクラ、トマトは、今後どうなるのだろうか。

 

去り行くものに美学を感じてしまう。

 

秋だ。

 

 

 

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2008年2月 2日 (土)

冬の里芋の収穫

 今日は気分がいいのだ。久しぶりに子供と農園近くにある運動公園で走り、私の作った小屋の脇のデッキで暖かいものを飲み、その後冬野菜の収穫をした。

山の農園に移ってから毎年冬になると、やる楽しみだ。きっかけは子供たちのマラソン大会の練習で始めた。でも今では末娘しか相手にしてくれない。それも、週末、出張続きで今シーズン初めての走りになった。

 

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冬は野菜は寒さにあたり美味しくなる、特に里芋は格別だ。

 

土で防寒していた里芋を掘り出す。

 

お宝野菜だ!。

 

 

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防寒が不十分だと里芋に赤いスジができる。

 

こうなると里芋は美味しくなくなり食べれなくなる。

 

そう意味でもリスキーな野菜だ。

 

試しに小さい芋を折ってみた。「白い、大丈夫だ。」

 

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春まで収穫が続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2007年11月 1日 (木)

セレベス(里芋)の収穫始まる

先週の週末セレベスを収穫してきた。

里芋は親芋をたべるセレベスと小芋を食べるものの2品種を栽培している。

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混植で1列に約22m栽培している。セレベスは寒さに弱い品種なので先に収穫する。茎が赤ぽくなるので見分けがつく。

 

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2株収穫した。大きいほうで直径15cmぐらいである。

昨年も同じ場所で栽培したが、連作障害もでず、まずまずのできだ。周りについている小芋が翌シーズンのタネ芋になる。

 

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茎と根を切り落とす。小さい方のセレベス1個だけで、家族で食べる1回分のケンチン汁を作るのに十分な量である。

 

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これは、茎を切り落とした上からみたところである。

中の白い部分を食べる。

セレベスは寒くなるとさらに美味しくなる。

でも、凍るような寒さに弱いので収穫は寒さで茎と葉っぱがなくなる前に収穫を済ませるようにしている。

 

 

 

 

 

 

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2007年9月24日 (月)

雑草にも台風にも負けない 里芋(夏から秋)…第12話

初夏に里芋の栽培について書いた。その後の里芋についての話である。俺のブログで一番人気のある野菜なので、里芋はどうしているのかと気にしている人もいると思う。

 

前回、里芋のブログに月に1~2回、除草をかねて土寄せして、追肥をしてくださいと記した。人にはそう言ったが俺は一切何も里芋の世話をしなかったのだ。ほったらかしであった。

果菜類はマルチ、竿や、ネットをする。わき芽を摘んだりと、何かと甲斐甲斐しく世話を焼く。でも、里芋には目もくれないのだ。親がなくとも里芋は育つというやつだ。

 

言いわけはいろいろある。里芋の横にスイカやカボチャが植えてあり、近づけなかった。キュウリの悲しい出来事で何もする気になれなかった。トマトの世話に追われた。暑くて農園に費やす時間が減った。等々。

 

2週間前、山の農園が台風に直撃され、小屋の屋根は吹っ飛ばされ、トマト(大玉、ミニトマト)は沢山の実をつけながら、終わった。

 

里芋は大きな葉をキレギレにされたが、踏ん張った。その周りでは里芋に守られていた雑草達が安堵の表情を浮べ、勢力を伸ばしていた。

 

「そうだ、来月は里芋の収穫が始まる10月だ!」。

 

ここに、いたって俺は動き出したのだ。除草をし、追肥をして土寄せをしたのだ。

 

俺は信じている。お宝野菜の復活を。

 

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後ろの里芋の横に立っているのがスッコップ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2007年6月 1日 (金)

里芋栽培ポイント・・・春から初夏

里芋だけで1000人を超える訪問者があり、いまだにその勢いは衰えません。里芋栽培について、多くの人が興味をもたれているのが分かりました。

 

前回の記事は冬の様子と収穫、翌シーズンの種芋について中心に書いたものです。せっかく多くの方に見ていただいているのですから、春から初夏についての栽培ポイントを公開しようと思います。

 

この栽培ポイントはプロ農家の人や丹精込めて栽培している人から見れば、こんなに手を抜いて(簡単)よいのかと御叱りを受けるような内容です。それでも、家庭菜園で十分に収穫を楽しめる、実践から得たものを記しています。

 

あとは、皆様方の事情に合わせて秋からの収穫を思い描きながらアレンジしてください。

 

『里芋栽培ポイント』・・・春から初夏(ゴザイモン流)

 

春 タネ芋の植え付けと準備

 

種芋の植え付けは4月中旬から5月上旬に行っています。

 

その前に、畑を耕し、苦土石灰で中和します。

 

そこに、巻尺に沿って一列に鍬の幅分の溝を掘ります。

 

(コメント) 

 

私は土寄せして栽培する、里芋には最初から畝は作りません。マルチ信者の私でも、土寄せ栽培する野菜にはマルチはしません。

 

里芋の葉はトトロの傘のモチーフに使われたぐらい大きくなるので隣の畑との境界近くに植える場合は1mぐらいあける事をお勧めします。

 

里芋は連作をしていませんでしたが、達人のMさんによると3年同じ場所で栽培しても、問題ないというので、今シーズは一部試しています。

 

 

 

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その溝に約40~50cm間隔に元肥の鶏糞を入れています。

 

その元肥の間に、種芋を置きます。

 

土を被せて、芽がでるまで、目印の竿をおいています。

 

(コメント)

 

わざわざ芽出しはしていません。

 

春は畑のあきがあるので、直接種芋を植えています。

 

セレベスも栽培法は同じです。適当に混植して植えています。

 

セレベスは根元の茎が赤くなるので収穫時、見分けがつきます。

 

梅雨前の状態

 

現在は芽が出揃い、周りに雑草がはびこりだした状態です。除草を兼ねて土寄せをします。

 

それから追肥として即効性化成肥料を1握りで5~10株程度根元に播いています。追肥が隠れるように土寄せしています。

 

 

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(コメント)

 

里芋はお日様と水が大好きな植物です。これから、夏にかけて急激に成長してきます。

 

『里芋はお宝野菜だ』でも触れていますが手間のかからない野菜です。余裕があるとき、除草を兼ねて土寄せと追肥をしてください(1ヶ月1~2回程度)。

 

では気長にお宝野菜と付き合ってください。

 

 

 

 

         

 

 

 

 

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2007年1月27日 (土)

里芋は・・・ 栽培ポイント(冬)

サトイモは無計画に作っても大丈夫である。余れば種芋にすればよい。余らなければ食べることの出来ない親芋を種芋に使っている。親芋を食べるセレベスは周りについた小芋は食べないで残している。その小芋が種芋なのだから。

 

わたしの種芋はM農園(前の農園)で先輩たちが繰り返し作ったサトイモの子孫である。それは数十代にも及ぶ。これは徳川15代よりも伝統のあるものである。だからこのサトイモは伝統野菜でもある。種芋さえ残しておけば誰にでも伝統野菜はできるのだ。     家計にも優しい。

 

 

土を被せておいた里芋を掘り起こした時、防寒が不十分であると赤い筋ができる。それは美味しくないので食べない。でも種芋には使うことは出来る。セレベスは寒さに弱いので葉っぱが枯れてきたら土を被せる前に、全て掘り起こしている。

 

 

 

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『里芋はお宝野菜なのだ!』

 

『里芋栽培ポイント・・・春から初夏』を公開しました。

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サトイモが主役の料理

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 サトイモはシチューにあうがカレーにあわず。

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 脇役のブロッコリ、ニンジンも勿論 私が育てたものです。

   これらの野菜も記事にするつもりです。

セレベスは鍋によし(煮崩れせず)。

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中央がセレベスです。これらの野菜は全て家庭菜園で栽培したのです。ネギは鍋料理に欠かせない下仁田ネギです。

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カキも売れなくて困っているので、カキもいれました。

セレベスは牛肉と合います。セレベス、下仁田ネギ、ダイコン、カキ、牛と入っていてとても美味しい鍋でした。

 『里芋はお宝野菜なのだ!』      

  『里芋・・・・・栽培ポイント』

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里芋はお宝野菜なのだ・・・第1話

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         里芋はお宝野菜である。       

 

場所は取る、生育期間が長いと言う欠点があるが、家庭菜園家にとって外してはならない野菜のひとつである。まず、この野菜は無農薬で作れる、有機栽培も可能である。この言葉に現代人は弱いのだ。それを、家族、友人、近所の人に

 

「無農薬野菜です。私が作りました。食べてください」

 

  と付け加えて、さしあげるのである。相手が喜ぶところを見る快感はたまらない。作ってよかった。今までの苦労が報われたと思える瞬間である。

 

私の菜園仲間であるMご夫婦はサトイモ作りの達人である。栽培したサトイモを年末、掘り起こし、北は北海道、南は・・分からない地まで発送して、知人、親類、縁者に喜ばれている。この達人夫婦は東京から都会人の憧れの地 市原市にある山の農園(自称)に月1~2回のペースで通って来る。

 

  サトイモは栽培中に虫に食われることもなく、カラス、ヒヨドリに怯えることもない。芋であるが故に当然土の中にいるから安全である。雑草にも負けない。

 

   だから草むしりに命を賭けることもないのだ。

 

草むしりを生きがいとしている時間のある引退された菜園家には少々物足りない野菜かもしれない。でも、「無農薬野菜です。・・・・・・・」と言える野菜なのだ。なんと奥の深い野菜であろうか()          

 

サトイモは、茄子、ピーマンなどと違い一度にたくさん収穫しなくても良い。家庭菜園も面白くなると野菜を作りすぎてしまう。野菜を一度に多量に収穫してきて、

 

「どうだ!! こんなに俺は野菜作りが上手だぞ」と自慢してみたところで妻に「女房にこんなに野菜をよこしてどうするの」と言われる。近所に配りまわり「早く食べてね」と一言かけて置き去ってくるのが落ちである。農夫は料理人に弱いのである。まず、総料理長の奥様に気に入られる野菜作りでなくてはならない。これを肝に命じないと、私が目指す

 

 

       『家族も喜ぶ野菜を作るぞ』にならないのである。

 

サトイモは日持ちも良いので総料理長の料理のスケジュールを狂わせることもない。さらに、収穫時期は10月から翌年の4月までいつでもOKなので必要なときに収穫すればよい。土の中に寝かせれば寝かせるほど美味しくなる。

 

          家宝は寝て寝て待てである

 

 サトイモは寒さから身を守るためデンプンを分解させて糖分にさせて凍るのを防いでいる()。それで、美味しくなるのか。それでも、限度はある。そのとき、農夫の出番である。寒くなって、葉っぱが枯れてきたら地上部を切り取り、その上に土を被せて、凍るのを防ぐ。

 

いざ、掘り返すとき目印をしておかないと探すのに苦労して宝探しのようになってしまう。それで、         

 

『里芋はお宝野菜なのだ!』

 

 

             サトイモ作るべし!

 

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  次回予定 

 

 

 

  『ダイコンは親の気持ちで作るのだ!!』またね。

 

 サトイモが主役の料理

 

 里芋・・・栽培ポイント

 

 

 

 

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