ウコンとコロナと友
帰省した三女と俺の野菜でキムチ鍋を食べた話を書いた。その時にニラも収穫した。でも、よく見ると葉が茶色い部分があったので、調べて見た。
さび病であることが分かった。
秋口に多い、風通しが悪いとかかる野菜の病気。
ようするに野菜につくカビ。
鍋には入れず廃棄した。
農薬の指導員を今も続けている友に「無農薬が安全とは限らない。
病気の野菜を食べると不調になる人もいる」と言われたことを思い出した。
「安心と安全は別物」だと気づかせてくれた。
彼とは年に数回、飲みに行き、お互いの仕事の話等を昨年までしていた。その楽しみもコロナで出来なくなった。
講演などで宴席が多い彼は俺のウコンをたいそう気に入り、
「ウコンなしでは仕事が出来ない」と言っていた。
昨年は俺の畑は台風の被害でウコンの収穫もままならず、
放置して彼に渡せずじまいになっていた。
昨今はコロナで宴席は少なくなったと思うが
ウコンを収穫して彼の近況を確かめて見ることにした。
ウコンは植えっぱなしなので世話はしなかった。
葉に隠れて花がいくつか咲いていた。
掘り出しやすいように葉を切った。
掘り出して、選別して出来の悪いもの、中心部にあるものを種芋にし、
同じ場所に植えもどした。
後は春先、化成肥料を追肥するだけ。
世話はバラのために水を撒くときついでにする程度。
11月末までに収穫するだけ。
今年は追肥もしなかったので小ぶりなウコンであった。
送るウコンは何度か水洗いをして天日干しで乾燥させると表面に皮が出来る。
それを宅配便で彼の家に送った。
彼からメールで感謝された。
今は自宅で仕事することが多くなり移動時間が無くなったので空いた時間で体を鍛えているそうだ。
元気で良かった。
若い頃、彼とはテントを持って雪山に登った仲だ。
早く結婚した彼は俺との危険な山登りは止めて、息子さんとテントを持って槍ヶ岳に登ったりしていた。
でも膝を痛めてそれも止めて、海の男に戻りサーフィンを一宮(オリンピック会場)でしている。
年を重ねた俺は山登りをやめ、体を鍛えるためにやっていたテニスもしていない。
今は家庭菜園と庭造り、
妻と大きな公園の展望台に登り、涼みにプール行くだけで満足する体になった。
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