土作り、畝作り

2012年7月 1日 (日)

「雑草対策 堆肥を使ったマルチング」

この梅雨の時期、気を抜くと雑草どもに菜園、花壇を占拠され、大事な植物達に不遇な思いさせる。

 

可愛い彼らを守るため俺は黒マルチや、雑草が勢力を増す前にこまめに退治に乗り出すが、週末雨が降ればお手上げである。雑草天国に変わってしまうのである。それぐらい奴らの繁殖力は絶大である。

 

昨年、貸農園を卒業した俺は新築の自宅にささやかな菜園スペースと花壇を得た。領土が減って、主戦場は小さくなったが状況は似たようなものであった。さすがに草刈り機の出番はないが狭いスペースを効率的に使おうとしたために、縮こまって雑草を取らなければならないし、黒マルチの出来ないニンジン等は、相変わらず手で一本ずつ引き抜かなければならない。

 

そんなチマチマしている俺に、サカタのタネ 「園芸通信7月号」が届どいた。その中の青木流園芸作業に『乾燥しやすい場所や、水切れに弱いアジサイなどの足元に完熟堆肥を敷くと水やりが減り、更に雑草対策になる』と書かれていた。

 

 これは「コロンブスの卵」であった。こんな単純なことに気づかなかった俺は自分を恥じた。

 

長年、借りていた場所で菜園やガーデニングを行っていたので、借り物の土地に購入した堆肥を施す気はなかったのである。それが長年続いた為、俺の思考が停止していた。

 

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今のささやかな領土は堆肥や、腐葉土、パーライトをすき込んで土壌改良しているが、まだまだ、不十分である。それを重々承知しているはずなのに、完熟堆肥のマルチングに結びつかなかったのである。マルチング堆肥は次作の秋冬野菜の土作りの時にすき込めば無駄がないのである。

 俺は早々に完熟堆肥の牛糞を購入し、草むしりのしにくい菜園にマルチングしていった。更に、花壇スペースの藤殿(トウデン)と呼んでいる藤のパーゴラ花壇やジュンベリーの足元、玄関に至るスロープ沿いのフロントガーデンにも牛糞堆肥を引きつめていった。

『優れた芸術家はまねる。偉大な芸術家は盗む』を呟きながら俺は牛糞堆肥を撒いていたのである。少々の匂いがするが、清々しい気分であった。

 

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ところが、である。長女がデッキに飛び出してきて臭いから窓を閉めると言って去って行った。

 三女に誕生日プレゼントを持ってきてくれた彼女の親友も顔を顰めて帰って行ったと女房に言われた。俺が『嵐』も聞くと知り好印象を与えていたファンを一人無くしたようだ。水を撒いて匂いを少し抑えたが後の祭りであったのである

牛糞堆肥は完熟じゃないものも含まれていたのだ。バーク堆肥にしとけばよかった。

 

 

 

 

 

 

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2010年5月21日 (金)

タネから栽培する果菜類「苗の植え付け編」

次は、いよいよタネから栽培した果菜類の苗の植え付けである。

旬の夏に収穫を間に合わせるには定植の適期である5月上旬には植えつけたい。本葉がでた苗は全て植えつける。これが俺の鉄則だ。

B509_007

写真は俺の育てた大玉トマト「麗夏」とミニトマト「アイコ」の苗を5月上旬に植えつけたものだ。野菜の栽培法等ではトマトは収穫に便利なように花を外側に向けて仮支柱をして定植しなければならないとある。でも、俺は一切しない。

いや、本当のところは苗が小さく、茎に紐を巻くことも出来ない。ましてや花も咲いていないからそんな事は最初から無理なのだ。

こんな小さい苗を厳しい畑界に送り出して大丈夫かと心配されている御父母もいらっしゃることだろう。確かに俺の苗は小さく、か弱そうに見える。でも、であるL温室育ちの大きいだけの過保護苗とは違うのだ。こいつらは悪条件で、生まれ育ってきた生命力の強いものばかりなのである。それに、畑に定植すると言う事はより良い場所へ引っ越すようなものなのだから心配は無用である。

俺はプロの農家のように、こいつらに厳格な管理はしていない。かといって無干渉でも放任しているわけでない。畑界に送り出すときは、温かく見守ってさり気なく手助けをしている。関わり合いはプロより少ないが愛だけはあるのである。こいつらが将来自立できるように最低限の事はしているわけだ。

どのような事をしているかと言えば野菜栽培の土作りと畝作りのポイント」記したような畝に植えつけている。その周りに春の嵐や、寒さから苗を守る為に行灯をする。数が多いときは、行灯は大変なのでトンネル寒冷紗にして姉妹一緒にしているのである。こうやって温かくすることで生育を促している。小さな苗はぐれずに、すくすく育ち、がっしりとした株に成長するのである。

後はゴザイモン流…Jミニトマト「アイコ」栽培ポイントJトマト栽培への挑戦(トマト栽培ポイント)・Jキュウリ栽培ポイントJスイカ栽培ポイントに記したように栽培していく。初期の遅れを取り戻し、暑くなるに従い収穫量も増していく。自立した大人に成長するのであった。

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補足ですが、写真の行灯の中はピーマン「あきの」です。名前のせいか秋になると元気になります。でも、夏はさっぱり。そこで来シーズンは他の品種も試そうと思っています。ピーマン栽培ポイントは記していないのでここで簡単に述べます。ピーマンは本芽と脇芽の違いが分かりにくいので適当に整理して3本仕立にしています。好き勝手に放任栽培している人のピーマンを見ると成績が悪いのは確かです。

寒冷紗の中はナスです。今回は長ナス「飛天長」の他に新品種「ごちそう」水ナスタイプを栽培します。『やわらかい、甘い、ジューシ、とにかくウマイ』というキャッチコピーに釣られて試すことにしたのです。こちらも基本は3本仕立。

果菜類全体の栽培のポイントは出来るだけ、離して定植する事です。夏野菜の果菜類は日当たり、風通しを好くすれば病害虫の予防にもつながり収量も増します。そのためにもこまめな剪定は欠かせません。

5月上旬までに植えつけられなかった追加苗は梅雨前までに定植を済ませるようにしています。そこまでが満足な収穫が許される限度であるようです。でも、今年は6月中旬も定植しているようです。梅雨が遅れないかと願っています。

果菜類は梅雨を乗り越せば立派に育っていきます。夏には「楽しさのお裾分け」ができるようになるといいですね。

番外編

パパLL←ゴザエモンマーク

(勉強しなければいけない時にチョッカイをだしてくる次女が書いたマーク)。

チーシッシッシッシッシ(次女の笑いだそうです)。

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2009年5月 1日 (金)

野菜栽培の土作りと畝作りのポイント…ゴザエモン流

 また、少し時間が取れるようになったので多くの人達に見ていただいている栽培を中心にブログを再開する事にしました。また、宜しくお願いします。

 

 再開、1回目は私の行っている多くの野菜栽培に共通する土作りと畝作りです。

 

1)苦度石灰を施した畑に

 

2)肥量(元肥)として鶏糞を混ぜ畝を作り、

 

3)そこに黒いマルチをします。

 

1)中和剤として消石灰を使わず苦度石灰を用いるのは後者の方が植物の生育に欠かせないミネラルが多く含まれているからです。

 

2)肥量に鶏糞を用いるのは

 

①価格が安く 

 

②有機肥料なので施肥効果が長く持続するので追肥の手間を省けるからです。それとN、K、Pのバランスがよく配合を気にしなくて済むからです。

 

③野菜作りの本などに1)を施した後、最低1週間ほどしてから2)をすること言われていますが、時間のない週末農夫にはそれはかなり高いハードルです。鶏糞ですとゆっくり分解して肥料になるので、両者の効果を打ち消すことも少なく、すぐに畝作りに取り掛かれます。

 

④また、肥量成分になるのが遅いので生育はゆっくりなるので美味しい野菜ができます。

 

3)黒マルチは

 

①雑草対策

 

②保肥効果

 

③ふかふか土の維持(団粒界構造の維持)

 

③雨対策(病気)

 

④保温性、保水性

 

と多くの利点があるからです。ひと手間を加えるだけで野菜栽培が楽に収穫までこぎつけるようになります。

 

但し,『里芋の栽培ポイント』で触れたように土寄せ栽培する野菜やスジ播きする軟弱野菜栽培では使用はしていません。

 

 勿論、失敗の許されないプロの農家のように丹精込めて教科書どおりにできればそれにこしたことはありません。

 

 しかし、ポイントさえ抑えれば家庭菜園でも簡単に楽に『安心、安全で美味しい野菜を作る』事ができます。

 

そんなことを目標に試行錯誤を重ねた私のアイデア(工夫)を紹介していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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