オータムポエム

2009年12月18日 (金)

オータムポエムから茎ブロッコリーへ季節はめぐる

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夏の終わりにタネ播きをして秋の途中で収穫を始めた、トウ菜と花蕾を食べるオータムポエムが今、花盛りである。

 

昨年のブログでオータムポエムのことを『 … … 次から次へと収穫が年末まで続く』と書いた。でも、本当はここ数年、俺は年末まで食べた事がないのだ。

 

10月、秋冬野菜のトップバターとしてオータムポエムの収穫が始まる。湯がいてサラダとして、またはベーコンと炒めて、付け合せにもなる。正真正銘の秋冬野菜として家族に喜んで食べてもらっている。

 

ところが秋も深まり、ホウレンソ、カブ、白菜などの秋冬野菜の収穫が本格化するとオータムポエムのポジションは彼らに奪われ、サラダとしての指名打者としかお呼びがないのである。

 

さらに、若く強力なライバルが11月中旬には現れ、サラダとしての指名打者も与えられなくなってしまう。同じトウ菜野菜の茎ブロッコリーの収穫が始まるのである。

 

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このライバルは、オータムポエムよりタフで、すぐに食べなくとも味は落ちない。スケジュールに縛られることを嫌う我が家の監督に茎ブロッコリーは重用されるのである。

 

冬になり甘さがのった茎ブロッコリーはサラダ、野菜炒め、付け合わせ、シチュウにと主力級にのし上がっていき、我が家の観客の賞賛を受けるまでになる。因みに監督は女房、観客は子供達なのだが。

 

この時期は誰もがオータムポエムのことなど忘れている。こうなったら育ての親であり、コーチの俺にも、どうする事も出来ない。彼には余力のあるうちに第二の人生を歩めと勧めるしかないのである。

 

『野菜としてではなく、花として生きろ』

 

花となったオータムポエムは「山の農園」のメイン道路沿いの我が畑で黄色い小花を満開にしている。通り過ぎる人達はこれがかつて野菜だという事を知らない。花として楽しんでもらえれば、それでいいと俺は思っている。

 

一方、秋冬野菜の主力になった茎ブロッコリーは2月になると力もなくなり、観客に飽きられ、監督にも使ってもらえなくなる。そして2月下旬には茎ブロッコリーは、少し苦味のあるトウ菜野菜になった白菜に、完全にその地位を奪われる。

 

めぐり、めぐる時代の途中で、

我々は、旬のものを追い求める。

… … … 。

この話は、俺の好きな「嵐」の歌がモチーフになっている。

そのフレーズを最後に終わることにする。

 

めぐり、めぐる季節の途中で何のトウ菜野菜を食べますか。

 

強く、強くお願いしたなら、どんな料理を作ってくれますか。

 

たくさん、たくさんトウ菜野菜を収穫したら、何色の未来が待っていますか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2008年10月25日 (土)

秋を感じるオータムポエムの収穫始まる・・・第39話

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秋も深まってきた。秋冬野菜の収穫はオータムポエムから始まる。

 

 

 

 

家庭菜園を始めたときからこの野菜を栽培して6シーズン目になる。ガーデニングから手を広げたので畑ではなく、キッチンガーデンをイメージして野菜栽培を始めた。

 

だから子供たちが畑と言うのを嫌い、農園もしくはキチンガーデンと訂正していた。周りの人達が野菜一辺倒なのとは違い、花やハーブも栽培していたのでめずらしがられていた。

 

そんな中で、野菜でありながら花が美しくトウと花蕾を食べるオータムポエムはキッチンガーデンの証としてなくてならないものになった。

 

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葉の美しいガーデンレタスとのコンビネイションは特に好きで、ガーデニングのように色と形を意識して苗を植え込んだ。M農園では注目されなかったが、第16話で話した市民園芸講座では女性陣には人気になった。

簡単に栽培と収穫と料理についてふれることにする。

盆過ぎに平鉢かポットにタネを蒔き、9月中旬に苦度石灰と鶏糞(元肥)を施した畝に30cm間隔で植えつける。プランターや庭に植えるときには元肥は緩効性化成肥料を使えば匂いを気にしなくて済む。

虫の活動が治まらない季節に定植するので、少量の殺虫剤を株元に混ぜ込んでいる。寒冷紗や、パオパオを使えば無農薬栽培も可能であるが花を愛でる楽しみがなくなるのでしない。

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10月中旬、収穫が始まる。最初に主枝のトウと花蕾を摘心して食べる。その後、摘心して、できた太った側枝が出てくる。これが本番の収穫である。次から次へと収穫が年末まで続く。

葉も食べることが出来るが、葉もの野菜が続く秋冬野菜と重なるのであまり収穫していない。

鮮度が命の野菜なので収穫をするとなるべくその日の中に料理している。

食べやすい大きさに切って湯がいてサラダとして食べる。

時々硬いトウも混じるのでそれは除く。

アスパラ風味がいい。

 

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今ではキッチンガーデンは限りなく畑のイメージに近くなった。

 

蜜蜂がオータムポエの黄色い花の蜜を吸う姿を見ると、秋をそして、かならずやってくる冬を意識する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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