農薬

2009年5月 6日 (水)

食品原料から作られた農薬「カダンセーフ」と俺のニラ…45話

 この春、昨年このブログで取り上げた、「俺の…」とまで称したあのニラがアブラムシに傍若無人の攻撃を受けている。

 

 ニラは一度植えれば、翌春必ず生えてくる宿根草だ。収穫端境期の今は貴重な野菜で特に病害虫にもやられることなく無農薬栽培で収穫できていた。ところが、どうした事か今年はアブラムシに悩まされている。

 

 最初は60株ほど植えている数株でアブラムシを発見した。そこでアブラムシの付いていない株を収穫して持ち帰っていた。

 

少し経つと他の株にまでアブラムシが伝播していた。今年は急に暑くなり、雨も少なかったのがアブラムシ大量発生の原因かと思っている。

 

『洗えば何とかなる』という女房の言葉に励まされながら収穫を続けていたが、目のいい子供達のクレームが厳しくなってきた。娘達は父親には厳しいようだ。

 

『子供たちはあてにならない、最後に頼りになるのは奥さんだけだ』と女房はよく言っている。

 

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今は全株、アブラムシ天国の状態だ。

 

これではいけないと思っていたが、この期におよんで殺虫剤を使う気にもなれず、どうしたものかと悩んでいたら食品原料から作られたという、うたい文句の殺虫、殺菌剤「カダンセーフ」のCMをTVで見た。

 

あのフマキラーが今、旬の家庭菜園界に進出してきたのかと眠い目を擦りながら奇妙な泥臭いCMを見ていた。これを毎日見せられると「俺のニラ」で試してみるのもいいかなと思うようになった。

 

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「化学殺虫剤は使っていません。食品成分だから人と自然にやさしい」とボトルにワッペンが貼ってあるカダンセーフをHCで見つけ一昨日購入した。

 

 化学成分は危ないとはハッキリいっていないが、食品成分だから人と自然にやさしいと今時の「感性」に訴えるキャッチコピーだ。

 

有効成分を見るとソルビタン脂肪酸エステルとある。調べてみるとこれは昔から使われている食品添加剤だということが分かった。

 

効能は虫や菌を包んで退治とある。さらに、散布液が直接かからないと効果がないとあり、化学殺虫殺菌剤のように根から、葉っぱや、茎から吸収して効果が持続する移行浸透性効果がない、その場限りの殺虫、殺菌剤らしい。

 

効果が現れない場合は連続散布をするように勧めている。

 

灰色カビ病が多発すると効果が低下するので他剤と併用すること。要するに化学殺菌剤を併用したほうがよいよと言うことらしい。

 

でも、収穫前日まで使用可能なので、効果しだいでは使いようがありそうだ。

 

早々に俺のニラに散布した。じっくり見るつもりだ。_______________

 

それにしても我々はいつから「自然にやさしい」と言う言葉に弱くなったのか。

 

そこ等じゅうで一時期「カリスマ…」が流行ったように、今は「エコ」が氾濫している。

 

本物を見極める目が欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2008年2月17日 (日)

安心無農薬栽培・・・第18話

「多量生産に農薬は欠かせません。使い方に工夫あり」昔お世話になった先輩からいただいた年賀状に書かれていた言葉だ。引退され、小田原で友人の農家を手伝っている。

 俺には農薬の研究開発している旧友もいる。試験で全国を飛びまわっている。年に数回飲みに行き、農薬の研究開発の様子をよく聞く。合成された数千の化合物の中から選別され、その農薬が数々の安全試験を経た後、ようやく登録され売り出されるようだ。十年近い歳月と莫大なお金がかかるらしい。医薬品と同じ。ようするに植物の薬だ。だから安全だと言う。

彼の熱弁を聞いても、あえて家庭菜園で農薬を使う気になれない。

なぜなら安全と安心は別物だからだ。

「野菜を無農薬で作った。」この言葉は絶大である。

たんなる家庭菜園で育てた野菜がブランド価値を持つのだ。

とくに昨今の中国食材のような事件があると。

「無農薬」と言う言葉に現代人は弱い。それを、家族、友人、近所の人に配り、安心を与えるのだ。

でも、俺の心の中ではどうしても、折り合いがつかない考えがある。

正確に言えば心ではなく体だが。

俺は持病の耳鼻科の薬が欠かせないのだ。さらに、数年前、産業医の先生(女医)からコレステロールの治療をするように迫られ、その薬まで飲んでいる。

俺の育てている野菜達には厳しく「薬は飲むな」と迫っているのにわが身を顧みれば・・・。

これって身勝手かな?

追記:旧友にはぜひとも、安心農薬も開発して欲しいものだ。

農薬を使用して栽培した野菜がブランド価値を持つようなものを。

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2008年1月31日 (木)

中国食材不安から家庭菜園の人気高まる

中国産食材の安全性が問われている。数年前も中国野菜の残留農薬が問題になった。

 

今日も末娘が「家には中国産の野菜ないよね」と私の顔を覗き込んで言ってきた。

 

こんなニュースがあると私の趣味である家庭菜園の人気と存在感が高まる。家庭菜園を趣味としている諸兄も同様であろう。

 

  メジャーでない趣味の家庭菜園が俄然注目を集めるのだ。ある意味、昨今のハンドボール人気と相通じるものがある。にわかファンが増えるのだ。

 

ついつい作りすぎて家族にウンザリされて来た日々も、家族に安全で美味しい野菜を食べてもらおうと苦心して栽培していることが理解された瞬間だ。

 

と言っても、野菜によっては無農薬栽培は難しい。

 

  このへんを個別野菜ごとにゴザエモン栽培ポイントに触れているが整理されていない。

 

今度、無農薬で栽培しやすい野菜、難しい野菜を整理してブログに書こうと思っている。

 

 

 

 

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