山芋

2011年8月 7日 (日)

山芋で作る「緑のカーテン」と果菜類の収穫

暑い夏が戻ってきた。

ゴーヤが苦手なので畑のデッキに日除けとして山芋の葉で「緑のカーテン」を作った。

 

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品種は「丹波のつくね芋」。昨年、収穫した芋をタネ芋としたものである。

ここまで葉が生い茂ったので秋の収穫は間違いない。

 

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日が遮られ、風も通るので畑仕事の合間に休息するのによい。

 

でも、畑にはあまり行っていない。

 

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果菜類の収穫をした。今年は忙しく、畑の引っ越しもあるので栽培量は例年の1/5程度である。

 

大玉トマトはカラス対策をしなかったのにラタトゥユーが2回食べられたので良しとしている。大玉トマト「麗夏」の収穫は下火になったがミニトマト「アイコ」はこれからが本番である。

 

キュウリ「フリーダム」も3回に分けて苗作りをしたので程よい収穫が長く続いている。

 

ス、ピーマンの苗作りも遅れ、成長がゆっくりな野菜なので、本格的な収穫もこれからだ。

 

今年は家族ともども節目。次のステージに移るときである。

 

調子に乗らず。焦らず。抜かりなく。大事な夏である。

 

そう「欲張らない」夏である。

 

 

 

 

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2011年6月25日 (土)

緑のカーテン「ゴーヤー」

数年前からゴーヤーの栽培を教えてほしいと言われるようになった。

 

ゴーヤーで作る緑のカーテンは、暑くなる一方の日本の夏を水だけで涼しくさせ、環境にとても優しいのである。それに場所の取らないつる性植物というのもいい。同じつる性植物でも朝顔ではなく実が収穫でき、食べられるゴーヤーというのが今どきだ。自分で植物を育てるのであればガーデニングより収穫のある家庭菜園のほうが断然お得というところか。

 

今年の5月末のことである。経済番組で、ゴーヤーの苗が完売で手に入らないというニュースを見た。その数週間後、いつも元気な掃除のオバチャンから『プランターに3株植えてあるゴーヤーがデパートで、6000円で売っていた』という話を聞いた。

 

原発事故がもたらした急激な節電、環境意識の高まりと食への不安がゴーヤー苗争奪戦となったのだろう。これをビジネスチャンスと見て6000円とは暴利だ。根底に節約意識もあるから売れずに、値引きが始まると俺は見ている。

 

くだんの彼女は適正な値段でゴーヤー苗を手に入れた。プランターに植えてマンションのベランダで育てているそうだ。今は順調に黄色い花が咲いているとのことである。収穫が待ち遠しいとも言っていた。

 

俺がゴーヤーを知ったのは家庭菜園を始めた10年前の夏だ。その時はM農園の先輩達の間ではニガウリと呼ばれていて誰もが栽培していた。あまりにも出来るのでおすそ分け先を見つけるのに苦労するとも言っていた。

 

俺より先に転勤で市原に赴任していたOさんは家庭菜園を始め、ゴーヤーを栽培していた。実家の九州に帰るので勝手にゴーヤーを収穫していいといわれ、畑の場所を教わった。強い風が吹くと実が落ちているかもしれないとも言われた。

 

それと、子供の頃からゴーヤーを食べているOさん一家は大丈夫と言っていたが、かなり苦いと聞いた。

 

台風が去った後、Oさんの畑に行くと、ゴーヤーが沢山落ちていた。それを拾い集め、俺も家族と共に女房の実家のある横浜に向かった。そこで女房がゴーヤーチャンプルもどきを作ってくれた。

 

女房の両親と俺達家族で食べた。苦くなく、幼かった子供達も美味しく食べた。北海道出身の女房のお袋さんが、これ「ニガウリ」ではなく、「白ウリ」ではないかと言い出したのである。

 

その通り、俺が持ち帰ったのはニガウリではなくウリだとOさんに言われ、本物のニガウリをもらった。今度のモノは、表面がブツブツしていた。湯通しすると苦みが抑えられると聞き、そうやって料理したゴーヤーチャンプルを家族で食べた。今度は全員、まったく歯が立たなかった。本物は苦くて食べられる代物ではなかったのである。

 

その後も、菜園の先輩たちからゴーヤーをおすそ分けされそうになったが丁重にお断りした。ゴーヤーのおすそ分けに苦労するのは出来すぎだけではなく、この苦さが原因であったのだ。

 

今年、暴騰したゴーヤー人気も来年から下降線を辿ると俺は見ている。

 

せっかく実が出来ても食べられなければ魅力も半減だ。それに、今年苗を買えずに苦い思いをした人達も、おすそ分けで食べれば本当に口の中が苦くなり、栽培に躊躇する家族も現れよう。熱烈なゴーヤーファンだけが栽培を継続するだけとなると見ている。ゴーヤーは嗜好品なのである。

 

というわけで俺はゴーヤーを栽培したことはない。知識はあるが知恵がないので栽培法については語らない。だから、俺に栽培を聞いてくる人には、苦い話をする。

 

それだけではせっかく芽生えた環境意識に水をさしただけになるので、使わなくなったゴーヤー用ネットは、朝顔に使うといいと教えている。風鈴があるとなおいいとも付け加えるようにしている。

 

「美しい夏の風物詩」に仕立てるのである。

 

(ないしょ)地植えの人には山芋でもミニ緑のカーテンが作れると教えている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2009年11月29日 (日)

山芋の収穫と久々の味わい

山芋を収穫して思いきって昨晩、家族で食べた。

 

去年、「丹波のつくね芋」を晩秋から初冬にかけて少しずつ収穫して、それを正月、家族で食べる事がここ数年続いていると種芋の植え付けた春に書いた。ところがそうはいかなかったのだ。

 

去年の今時分、植えつけた場所を掘り起こして見ると芋はなく、俺は焦って次々と植えつけた場所を掘り返していった。漸く、一箇所だけ芋を見つけ、それを収穫して安堵した。

 

その収穫で家族1回分食べる量はあったが全て今年の種芋に回した。種芋は4世代もつないできたので断ち切りたくないという思いと、高価なので自家採取で済ませたいという、目先の経済的理由からなのだが。それに、次回は種芋から10倍量の収穫を得られるという妙な自信が俺にはあった。

 

今年も植え付けは去年と同じく、ツルが伸びって小屋のデッキの日よけなる所にした。育たず消えてしまったので連作障害の影響は少ないという考えで前例を世襲した。

 

夏、ツルが延びてきたがいつもより葉はよく茂らず、緑のカーテンには程遠かった。

 

秋になり、11月中旬収穫を始めた。全収穫量は種芋と同量であった。種芋10倍量の収穫という俺の甘い期待は裏切られたのである。

 

ここに至って収穫物を来年のタネ芋に回す事を止め、家族と食べる事にした。収穫した山芋を全て種芋にすれば確かに栽培は出来る。でも、そうするといつまでたってもトロロ芋は食べれない。これでは作ることが目的の公共事業と同じになってしまうことに気づいたのである。

 

昨晩、すり潰してトロロ芋に女房と未来の栄養士兼パン屋経営者の末娘が調理してくれた。「丹波のつくね芋」で作るトロロ芋は白く粘りとコクがあるものであったはずが、今回のトロロ芋はくすんだ色になり、粘りもなく、あっさりしていた。

 

そこに卵とダシを足して食べられるように調整したが、栄養士は味見をするだけで実際には食べなかった。遅く帰ってきたデザイナー志望の長女も『何この色』と一瞥して通りすぎていった。

 

どうして、こんな事になたのだろうか。サカタのタネで売り出されている種芋は仕分けを繰り返して優良種を販売している。それを俺も種芋として使い栽培して食べる分と翌シーズンの種芋に仕分けして5世代までにした。

 

彼らはよいものを残し、俺は良いものは食べ、残りを種芋とした。

 

これでは上手くいくはずはない。

 

破綻が待っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2008年3月31日 (月)

山芋の植え付け(春)

山芋の種芋を植え付けた。

無農薬で簡単に栽培が出来る野菜だ。

 いろいろな山芋を育てたが味の良さと収穫の手軽さから、今は「丹波のつくね芋」を栽培している。野球ボールからソフトボールぐらいの大きさのものがいくつか収穫できる。

晩秋から初冬にかけて少しずつ収穫している。寒さで美味しさと甘みがのる。それを正月、家族で食べる事がここ数年続いている。美味しくても全部は食べない。翌シーズンの種芋にするからだ。

「丹波のつくね芋」は今シーズンで4回目の植え付けになる。

 

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例年、残しておいた芋を縦に50~70g(こぶし大)に切り、その切り口を乾かしてから、植えつける。今回は、ジャガイモの種芋を購入したらハイフレッシュが付いていて、残ったので、山芋にそれを切り口にまぶした後、乾かした。

 

畝は苦度石灰で中和して、自家製堆肥と鶏糞を混ぜた。それから雑草対策と保温(冬の対策)をかねてマルチをしている。約30cm間隔で切り口を乾かした種芋を植えつけた。

 

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山芋はツルが伸びてきて葉がよく茂る。葉に十分に日をあてるとことが栽培ポイントだ。そこで、私は支柱だけではなく、ネットを使用している。

 

今回は、小屋の横にあるデッキの日よけになるように山芋を植えつけた。

 

山芋の成長を楽しみながら季節の移り変わりを感じられるように。

 

そうだ、自然薯も植えつけた。里芋栽培の達人のMさんに種芋を貰ったのだ。ムカゴから育った3年物だ。

 

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小さい。

 

これで、3年。

 

自然薯はいつになったら、食べられる大きさになるのだろう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やはり、山芋栽培は養老渓谷の名人にはかなわない。

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2007年11月17日 (土)

山芋の収穫・・・第15話

山芋「丹波のつくね芋」の収穫時期を迎えているが、出張続きで、収穫しても食べられない。で、そのまま畑に植えっぱなしだ。イモ類は収穫適期が長いので安心だ。

 

それに山芋は里芋同様収穫した芋を翌シーズンの種芋にできる、お得な野菜なのだ。丹波のつくね芋は今年で3シズーン目になる。

 

俺は山芋に目がなく、旅行などで山芋を見つけるとすぐに買ったりする。市原に引っ越してきた当時、春と秋に開かれる植木市に通っていた。そこで、噂に聞く自然薯を見つけた。5年前の晩秋だ。

 

自然薯を念入りに選別していると、売っていた爺さんが話しかけてきた。

 

「これはワシが養老渓谷で作った自然薯だ。」それを聞いたとたん、その爺さんが神々しく見えた。当時、俺は家庭菜園を始めたばかりで里芋もろくに作れないでいた。

 

里で作る芋も出来ないでいる初心者の俺は、厳しい自然環境の山で戦前から芋を栽培している人にオーラを感じたのだ。名人に出会ったと思った。

 

一本千円の自然薯を買った。一番美味しい食べ方を聞いたところ「麦とろ」だと教わった。

 

いろいろ聞く俺に気をよくしたのか「贈り物にするには桐の箱にいれるといいと」とその名人に言われた。1メートルもある細長い自然薯用の箱だ。

 

箱が千円。ん~中身と同じ値段。

 

絵は額縁で引き立つ。

 

贈り物は包装紙で価値が高くなる。

 

吉兆と言う名で有りがたがる。

 

自然薯は桐の箱で美味しさが変わるのか。

 

この自然薯は桐の箱がなくても、今まで食べた山芋の中で一番美味しかった。

 

その後、家庭菜園でも山芋が栽培できることを知った。俺と同じ初心者のAさんが山芋「南部芋?」を作っていた。収穫するには70~80cm掘り出さなければならない。

 

Aさんは俺に掘り出して収穫してよいと言ってきた。

 

俺は名人になったつもりで30分以上かけて掘り出した。

 

自然薯を食べたばかりだったので、味は期待はずれだった。比べる俺が悪い。

 

翌シーズンから、俺も山芋栽培に乗り出した。山芋栽培は簡単だ。大変なのは収穫の穴掘りだけだ。

 

そこで、手抜き(工夫)が好きな俺は芋が長くならない「台湾山芋」を栽培した。これも、淡白で物足りなかった。

 

そして、「丹波のつくね芋」にたどりついた。麦とろにすると美味しい。

 

里で作る山芋だ。たとえ自然薯を栽培してもあの名人は超えられないと思う。

 

だって、養老渓谷で栽培できないからだ。

 

 

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