タネ

2008年6月21日 (土)

ニンジン「ベーターリッチ」シーダーテープ播き・・・第28話

前にニンジン栽培に苦労している話を書いた。ニンジンは発芽さえできれば栽培は容易な野菜なのだが、それが出来ないでいた。

 

ニンジンは好光性と好湿性を持つ。要するに発芽するときに光と多くの水か必要なのだ。それに根が直根なので、直播しかできない。

 

だから発芽するまで畑に水遣りに行かなくてならない。それが出来なくて栽培に苦労しているのだ。

 だから水撒きをしなくて済む季節、梅雨がニンジンのタネ播きの適期となる。でも、ニンジンは我が家では料理になくてはならない野菜なので年がら年中栽培しているが、梅雨のタネ播き以外あまり成績が良くない。

品種は周年栽培できる「ベーターリッチ」を使っている。この品種は甘く美味しい。発芽率をあげる工夫としてペレットシード処理されているのだが俺の農法には不十分だった。

 

俺は他の野菜でも時たま栽培に失敗する事もあるが、多くは俺の手抜きが原因だ。俺が心をいれ変えれば済む問題なのだ。

 

でもニンジンは違う。俺の農法に合わないのだ。俺はこれを

 

家庭菜園における最大の課題と長年位置づけてきた。

 

そんな時、2年ほど前からサカタのタネがシーダーテープタネ播きを盛んに宣伝していた。シーダーテープとは水溶性の透明なフイルム(PVA)をテープ状にして、等間隔にタネがいれてある。

 

それを畝に伸ばしてタネ播きする方法だ。間隔や、タネの粒数を管理されているので失敗が少ないとある。ペレットシード処理より水溶性と透光性に優れていると思われた。そこで、試すことにした。

 

用心深い俺は先ず「下仁田ネギ」のシーダーテープ播きで練習したのだ。それが4月下旬に投稿したブログだ。下仁田ネギはすぐに発芽し、発芽率は上々だった。

 

その結果を確認してから翌週本命のニンジン「ベーターリッチ」のシーダーテープ播きを実行に移した。ニンジンはネギより被せる土を薄くした。好光性対策だ。

 

二週間後農園に行くと見事に一列に並んだニンジンの幼苗があるではないか。ニンジンでこんなに発芽したことがない。

 

それから、1ヶ月後順調に成長している。

 

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長年の課題をクリアしたわけだが浮かれてはいない。シーダーテープ播きをした、今年の春は雨が多かった。条件が良すぎたのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

この梅雨のニンジンのタネ播きは残っているペレットシード処理品を使い、また9月に「ベーターリッチ」のシーダーテープ播きを試すつもりだ。

 

浮かれるのはその結果を待ってからでも遅くあるまい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2008年4月26日 (土)

「下仁田ネギ」のシーダーテープ播きと「九条ネギ」のプランター播き

ネギは下仁田と九条を栽培している。下仁田ネギは鍋用だ。九条ネギは葉ネギとして重宝する。

 

昨シーズン、下仁田の栽培をやめて、下仁田に遜色ない美味しさとのキャチコーピにつられて「赤ネギ」を栽培した。ところが、根きり虫の被害にあい、あれよあれよという間に苗がやられた(苗床で無農薬栽培なので)。残った苗を育てて冬、鍋にしたのだが、下仁田ネギほど家族に人気がなかった。赤ネギは数も少なかったので代わりに九条ネギを使いきり、翌年用の苗を確保できなかった。

 

家庭菜園を始めたばかりの人のためにもう少し分かりやすく言うと(東京の人のアクセスが非常に多い)。九条ネギは株分けで増やせるのだ。だから、全部食べきらなければ、新たにタネを蒔く必要ない。

 

で、「下仁田ネギ」と九条ネギのタネ播きを行った。秋播きでも、春播きでもOKだ。前者は成育期間が長いので立派な苗ができる。

 

ネギは通常、苗床(畑)でタネ播き、育苗、それから定植するのだが今回はシーダーテープで「下仁田ネギ」のタネ播きを「九条ネギ」はプランター播きで行った。

 

プランターで蒔くメリットは育苗まで草むしりが必要ないことだ。ネギの幼苗は雑草に弱く、成長を阻害する。根きり虫の被害がない。水撒きも管理しやすい。苗が残ればこのままプランターで育てて必要な時に手元で収穫できる利点も生まれる。

デメリットは多くの苗を育苗できないことと、日当たりが悪く成長がおそい事だ。九条ネギは6月ごろ定植する予定である。

一方、下仁田ネギはシーダテープでタネ播きを行った。2年ほど前からサカタのタネがこのタネ播きを盛んに宣伝していた。そこで今回試すことにした。

 

Photo

 

 

 

 

シーダテープとは水溶性のフイルム(PVA)をテープ状にして、等間隔にタネがいれてある。それを畝に伸ばしてタネ播きする方法だ。間隔や、タネの粒数を管理されているので失敗が少ないとある。

 

弱点はフイルムが易水溶性フイルムなので残ったタネの保存が利かないことだ。使い切りだ。そこで、タネの保存性が悪いネギで試す事にしたのである。

 

ダイコン等の野菜では収穫まで出来るように株間が調整されているが、ネギはそうなっていない。定植時、植え替えをしたら利便性がそこなわれるので間引きで対処することとした。 

耕し、苦度石灰で中和した。そこに、鍬幅分の溝を深さ約10cmほどで掘った。下仁田は根深系ネギのように過度の土寄せを必要しないので深さはほどほどで良い。

 

その溝の片側に元肥として鶏糞を施して、その部分に土を被せた。

 

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化成肥料の追肥でもかまわないのだが、こまめにするのが面倒なので、施肥効果が長い鶏糞を用いている。

 

 

 

鶏糞のないもう一方の片側に浅溝が残るのでその部分にジーダーテープを伸ばした。

 

シーダーテープは10mあるので2列植えとした。先を土で押さえて、所定の場所までテープ伸ばし、手で切った。そこに、土を被せた。そして、空間が出来ないように鍬で土を抑えた。

 

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そこに水を撒き、目印の竿を置いた。

 

 

予報では明日は雨なのでシーダーテープでタネ播きをした。もし、雨が降らなくてもそれはそれでよい。水を撒きに行けばよいのだから。

 

実は下仁田ネギのシーダーテープ播きは、予行練習だ。通常通りのやり方で特にネギのタネ播きは苦労していない。

 

長年の課題である「あの野菜」のための練習なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2007年7月15日 (日)

タネの保存方法

002_17  家庭菜園も腕を上げ、楽しくなると色々な種類の野菜や、品種を試したくなる。そうなるとタネから育てなければならない。

 

 

 

タネから育てると、安くできるが、たくさん出来てしまう。少しの野菜であれば、家族も新鮮で、安全な野菜と言うことで、喜んでもらえ感謝もされる。「よい趣味だ」と。だが、たくさんできると、毎日食べることになる。ウンザリされて、喧嘩のタネになる。

 

まして、都会でやる、家庭菜園では苗を植える場所にも困る。

 

そこで、タネから作る苗は家族の食べる分と、おすそ分け分しか作らない。後は来シーズ用に冷蔵庫で保存している。

 

004_2 残ったタネはチャック付きのポリ袋に入れてタネの袋に戻している。この白菜「富風のタネ」は6シーズン目の種まきになる。発芽率も少しは落ちているが、特に栽培に問題はない。但し、タマネギ、ネギは急激に発芽率が落ちると言われているので1年更新にしている。

 

一度に種まきせずにタネを保存しておけば、発芽に失敗しても、また直に播きなおしができる利点も生まれる。

 

 

 

005_3 タネを冷蔵庫で保存すると、妻に言ったとき難色を示されたが、「野菜の赤ちゃん」だと言う事で野菜室に間借りを許された。

 

 

 

私の日々の努力が認められ、今では冷蔵庫更新時、タネ専用の個室を借りられるまでになった。

 

タネを保存できれば、無駄も無くなり家計にも優しい。

 

 

 

 

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