トウモロコシ

2009年6月21日 (日)

(新)トウモロコシ栽培と簡単カラス対策・・・第49話

昨年7月、5年間無敗を誇っていた不織布で覆うだけの「簡単トウモロコシカラス対策」が敗れたことをブログで報告した。

 

勝つことになれた「俺の油断」が、簡単トウモロコシカラス対策失敗の原因と自戒の念を込めて投稿した。

 

そのブログの中で未来永劫続く、勝ちパターンなどないと考えさせられる出来事だったとも言った。

 

その数ヶ月後、世界中で俺と同じ事を言うヤツラが現れた。グロバルー企業の大経営者達も同じ事を言い出したのだ。製造業No.1のトヨタの社長までも「油断が原因だ」と言っていた。もちろん彼らの課題はトウモロコシ栽培の事ではないが。

 

トウモロコシはおすそ分けもしないし、家族も食べる者も少ないので今シーズンの栽培をどうしたものかと考えていたら、今年になるとアメリカのほうで「再生」とか「新」とかの言葉を盛んに発する人が現れた。

 

それに接するにしたがいトウモロコシをもう一度栽培したくなった。さすが世界のリーダだ。人を「その気に」させるのも上手だ。そこで栽培につきもののカラス対策も合わせて新手法を考えた。

ここからが(新)簡単トウモロコシカラス対策の本題である。根本から見直したのでタネ播きからだ。

 

トウモロコシは吸収力が強いので栽培には肥料はいらない。土を苦度石灰で中和し、畝を作り、90cm幅の穴つき15×15の黒マルチをした。

 

4月中旬、両端の穴に45cm間隔にトウモロコシ「ゴールドラッシュ」のタネを2列蒔きした。残りの穴につるなしインゲン「セりーナ」のタネも蒔いた。後は発芽するまでベタがけ不織布で鳥からタネを守った。

 

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肥料もいらない、栽培期間も同じ、高さが違う植物同士なのでこんな栽培も可能なのだ。インゲンの作り出す窒素分と土地の有効利用も兼ねている。

 

トウモロコシの雄花が出始めたら、アワノメイガ対策として株元に少量の殺虫剤を混ぜ込んでいる。

 

そして、雄花のすぐしたの実だけ残して、後の実は取り除く、その頃はインゲンも生長して背丈が高くなり大事な実をカラスから隠してくれるのだ。

 

雌花に受粉を終えた雄花は実より少し高い位置で切り落とした。アワノメイガは雄花にタマゴを生み、孵化すると雄花の茎を伝わり実に入り食害すると言われている。前は無農薬で雄花切だけで凌いでいたがこの頃、被害が増えたので殺虫剤も併用するようになったのだ。

 

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そして、そこに、弱い不織布では無く、強い寒冷紗でトンネルを作った。収穫する場合は両脇から重石の水入りペットボトルをどかしてすれば随時収穫出来る。オリを作って鳥除けネットをすれば1時間以上は費やすがこの方法では5分程度ですむ。収穫も楽だ。

これが、(新)トウモロコシ栽培と簡単カラス対策の全容だ。

「再生」とか「新」とかいう言葉は単純に昔に戻る事ではない。知恵を絞り、試行錯誤して新たな次元に行く事だと思っている。だから、カラスからトウモロコシを守る事だけにこの方法は主眼を置いていないのだ。

 

題に「簡単」とあるが簡単ではないと言われそうだが?

あのトヨタ、ホンダでさえ、電気自動車や、燃料電池車ではないハイブリット車をエコカーと呼んでいるではないか。諦めなければいつかはそうなる。

もうすでに、お気づきな方もいるかと思われるが新シリーズで取り上げた主な野菜達は昨年、失敗したものが中心なのだ。

この5月から栽培法をメインテーマに、ブログを再開したと言ったが、本当のテーマは「再生」なのだ。

 

このブログを読んだ女房には『ただ、カラスにリベンジしてだけじゃないの』と。

部活から帰ってきた末娘には下記の文を書き込まれた。

『再生してジャガイモ収穫して、「えび」入りグラタン作ってね!!』

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2008年7月27日 (日)

今年も簡単トウモロコシのカラス対策・・・第30話

昨年このブログで不織布(パオパオ)で覆うだけの簡単トウモロコシのカラス対策を報告した。この方法を始めて5年間無敗を誇っていたので公表したわけだ。

今年ある事件が起きた。

トウモロコシは家族で好んで食べるのが3人、まあ食べてもいいかなと言うのが1人、何があっても食べないのが1人。トウモロコシは鮮度が命なので、他の野菜と違いおすそ分けはしない。ようするに食べる人が非常に少ないニッチ市場を対象とした作物の位置づけになる。

だから年々収穫量を減らしている。昨年は20本。これでも食べきれず今年は12本植えつけた。こんな少なくしてもトウモロコシは必ず100%出来るという自信が俺にはあった。それも、簡単トウモロコシカラス対策が万全なお陰だと思っていた。得意になってブログに公表した訳だ。

先週末、不織布で覆ったトウモロコシを今年初収穫しにいったところ、上部の一部がカラスらしきものに突付かれていたのが1本あった。使い古した不織布を用いたので先が薄くなりカラスに気づかれた?と思い、それを含めて収穫残り5本にさらに不織布を被せ見えないようにした。

昨日、トウモロコシを確認したところまた、同じものが突付かれていた。今度は根こそぎやられた。さらに、もう一本もやられていた。残り3本は無事だったので持ち帰り3人で食べた。ここに至って不敗神話が終わったと認めざる得なくなった。

 

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正直に話すが昨シーズン、トウモロコシが食べきれず、残りをそのまま畑にほっておいた。そうしたら夏の終わりに台風に直撃され、不織布の一部がめくれ、それに、気づいたカラスに食べられたのだ。それを覚えていて今年やられた。

山の農園でも年々カラス被害が増え、皆、頑強なネットによる対策をしだした。

そこに、勝つことになれた俺の油断があり、そこを彼らにつけ込まれたというのが今回の真相だ。未来永劫続く、勝ちパターンなどない。その破綻のきっかけはこんなことから始まるのかもしれない。

考えてみれば彼ら(カラス)も生き残りに必死なのだ。

都会のカラスと違い田舎のカラスは畑の作物が頼りだ。そのたよりの畑は年々耕作放棄地が増え、カラスの食料事情をも悪化させている。

昨今、重要視されてきた食糧自給率の低さが、カラス界では先に現実問題となっているのだ。

これらを含めて、今後とも更に工夫を続け「ニッチ市場」を狙うか。

それともいっその事、栽培を止めるか?

静かなる抗議を込めて日本農業政策の失敗の犠牲者の一員である、彼らの食料確保のために栽培を続けるか。

どうしたものか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2007年7月21日 (土)

とうもろこしゴールドラッシュの収穫始まる

 

 

Tomorokosi トモロコシ「ゴールドラッシュ」の収穫が始まった。

 

5月上旬に種まきしたものだ。

 

絹糸が褐色に変わった時が収穫の目安だ。

 

 

001_12 カラスにもアワノメイガにもやられなかった。

 

まずまずの出来だ。

 

生でも食べれるとあったが、3分間蒸した。

 

イエロー種「みわくのコーン」を改良した品種だけあって、フルーティーさは残っている。甘みはさらに強くなっている。

 

005_7 トウモロコシを食べているいるというより、果物のようだ。

 

私としては昨年まで栽培していたトモロコシ「ウッディーコン」の方が好きだ。もちもちした食感がよい。

 

1シーズン20本程度栽培して、種は40粒使用している。

 

タネは200粒入りだ。発芽率が低下する事も考慮しても

 

後、3年はタネがもってしまう。

 

私の好きな「ウッディーコン」が食べられるのは3年後だなんて。

 

Photo_7 何とかせねば、収穫後のトウモロコシの保存を実行するか。(茹でた後)

 

そうだ、トウモロコシが苦手な長女にも食べてもらおう。

 

失敗した。

 

 

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2007年7月 6日 (金)

簡単トウモロコシのカラス対策

トウモロコシはカラスの大好物だ。

 

トウモロコシの収穫を迎えるこの時期、カラス対策は重要な作業になる。

 

収穫をカラスに先を越された経験をもつ人も多いと思う。

 

背の高いトウモロコシは竿でオリを作り、その四方と上部にネットで

 

覆うのがよく見かける方法だ。

 

だが、このやり方、作るのに手間がかかるし、穂摘みは面倒だ。

 

トウモロコシは鮮度が命だ。

 

家庭菜園で一度に収穫して保存していたのでは意味が無い。

 

このオリに出たり入ったりしなければならず煩わしい。

 

このカラス対策は家庭菜園には適さない方法だ。

 

私はトウモロコシ全体を覆うのを早々にやめた。

 

受粉を終えた頃、収穫する穂だけ不織布(パオパオ)で覆っている。

 

新しい不織布を使う必要はない、

 

穴の開いた使い古した物を、

 

切って上から被せて下の部分で紐で結でいる。

 

 

 

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この方法でカラスにやられたことは無い。

 

周りの農家の奥さん達にも感心された方法だ。

 

カラスの被害でお困りの方は試して見て下さい。

 

 

 

 

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