今年のスナップエンドウとグリンピースのタネ播き
本格的な寒さを向かえる前の家庭菜園は春に収穫を迎える野菜達のタネ播きや、植え付けで忙しい。
その野菜のひとつであるタマネギの植え付けは前回報告したが、他にも春キャベツの苗の植え付けとスナップエンドウ、グリンピースのタネ播きをした。春キャベツは今度報告するとして今回はスナップエンドウとグリンピースについて書いておきたい。
根に根粒菌を飼っていて肥料を自分で補充する豆類には新たな畝を作ることはあまりしていない。今回もタネ播き用の畝はマルチを施してある使用済み畝を使う。昨年はキャベツの畝であったが今年はピーマンの使用済み畝(幅60cm)にした。9月にブログにした「秋ピーマン」の畝である。ピーマンは予想通り、秋の深まりと共に人気は落ちていった(民主党よりも急降下だった)。まだ、小さな実はなっているが支柱を抜き、株も抜いた。
その畝を約2等分してスナップエンドウとグリンピースのタネを30cm間隔で2列まきし、各々に2粒ずつ播いた。間引きはせず、そのまま発芽したものは全部育てる。茎が細く、つる性のスナップエンドウとグリンピースは栽培に問題がないので間引きは、必要はないのである。タネ播き後、鳥にタネを食べられないように発芽するまでベタ掛け不織布をしている。
スナップエンドウは完熟していない皮付きのタネを食べ、グリンピースは完熟したタネだけを食べる。その関係で1ヶ月ほど収穫時期がずれる。他に違いがないので両者を同じ畝で例年栽培しているのである。
今春、ブログにした『スナップエンドウ豊作の秘密?』は実は『グリンピース … …』でも良かったのだ。同じように栽培して同じように豊作であったのだから公平に両者の名前を入れることも考えたがブログ的に収まりが悪いのでスナップエンドウだけになったのである。共に結果をだしたのに俺の美意識でグリンピースが消え、スナップエンドウが残った。世の中はこんな些細な事で明暗を分けるのかもしれない。
後は、昨シーズンと同様、発芽したらベタ掛け不織布を取り除き、ツルを誘引するササを株間に突き刺す。2月下旬、ネットは合掌張りではなく、四方を囲むように張り、春、収穫を開始する。
スナップエンドウとグリンピースは11月下旬以降にタネ播きをする。早いと冬を迎える前に苗が大きくなりすぎ、寒さにやられ冬を越せない。
スナップエンドウとグリンピースのタネ播きが大取になり、今年の家庭菜園も終焉を迎える。
今年も後、少しだ。
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