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2020年5月 9日 (土)

バラのオベリスクの修復(乗り越えられない試練は与えられない)

 ピサの斜塔のようになったオベリスクの修復をバラ(アイスバーグ)を剪定せずに早々に実行した。スタンドの脚がさびて1本折れていた。土台が腐っていたのだ。予想外だった。でも、俺は余裕で次の手が浮かんだ。

 スタンドの脚はパイプだったので、そこに長いボルトナットを入れて上下をつなぐ事を思いついたのだ。この長いボルトは20年前に回収し、何かに使えるだろうと持ち続けてものだ。パイプの穴径はボルトより大きいので大きいワッシャでボルトが落ちないようした。折れた部分は脆くさびているので切断してバリを取った。

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 オベリスクの脚は土に差し込んでいた。これでは台風に耐えられない。脚を固定する方式をとらなければならない。処分に困っていた畑から大量に出る石ころを使うことを考えた。

俺は新たに材料を購入しない方針なのである。だから知恵を絞って課題を解決するのをポリシーとしている。コロナでマスクを手作りする人達の考えと近いのである。

 ただ穴を掘って石をいれたのでは固定は不十分であるし、石が散乱して植物の植え替えに支障を来す。使わなくなった樹脂製のかごや、金属製の洗いカゴを妻から渡されていたので、そこに脚を入れてから石ころで固定する事を思いついた。

風の強い日の作業であった。ほぼ完璧に事が進んでいると思った。ところがオベリスクの水平を確認しながら動かしていたら傾き始めたのである。慌てて支えた。なんと隣の脚も折れていたのだ。オベリスクの脚は金属製のベルトにネジで止められていた。そこから経年劣化で折れたのである。

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いくらバラの幹が強くともオベリスクの脚2本も折れたのでは支えきれない。このままではオベリスクの頂上まで育てたアイスバーグが折れる。オベリスクを手で抑えながら、テントで使用していたロープ2本を結びつけて急場をしのいだ。俺の心も折れそうになった。

「神は乗り越えられない試練を与えない」と自然に心の中で繰り返していた。

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 風が更に強くなり雲行きも怪しくなったので作業は中断した。夜、たびたびオベリスクを見に行った。嵐の日に畑を見に行く爺さんの気持ちだ。ロープに支えられて倒れていない姿を見て安心した。ホットしていられない、翌日までにリカバリー策を考えなければ。「・・・乗り越えられない・・・」を心の中でつぶやいた。

 翌日は雨であった。早朝バラは無事であった。はやる心を抑えてブログ「藤」を投稿した。妻が俺に突然「あなたキリスト教徒ではないでしょ」と言った。俺は「・・・試練を与えない」をブツブツ言いながら家の中をうろついていたようだ。オベリスクの修理を考えていたと言ったら「大げさ」と言われた。

 

 でも、お陰で原因解析と方策は出来た。まず、補強にしたボルトナットがオベリスクの固定になっていなかった。ボルトナットが宙ぶらりんなっていて、風でオベリスクの脚のパイプの中で回っていたのだ。

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 そこでボルトを3本をナットでつないで折れた脚より長くした。そうすれば脚がボルト全体で補強される。つないだボルトナットをオスナット付側からパイプ状の脚の中に入れる。こうするとナットがパイプ内部で滑り止めになって回らなくなる。

ナットで繋ぐには問題があった。ナットが短いのでつなぎ目からはずれやすい。そこでナットが滑らないようにボルトにシールテープで巻きつけてからつないだ。更にビニールテープを上から巻いた。これで径が太くなったのでパイプの中でより回らなくなった。

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(写真をクリックして大きくすると補修箇所がよく分かります)

上下をつないだあと補強に金属プレート2枚でオベリックスの脚と帯を固定した。つないだパイプはスキマが出来るので、子供達が学校で使って残っていた粘土で塞いで雨の侵入を防いだ。粘土が残ったので脚4本も覆った。さび防止である。

足下はカゴに石ころを入れた。単純に土を被せれば済むが手直しもあると考え、レンガを乗せた。重さがアップしたので更に風の耐性が上がった。スキマがあってカゴと石ころが見えるので台風で破損したテラコッタの破片で覆った。汚水パイプの蓋隠しに使って、余ったバークチップも利用した。

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(クリックすると大きくなります)

機を逸したら何にもならない。

バラが咲く前にオベリスクの修復が終わって良かった。

 

いつになったら「アベのマスクは届くのだろう」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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