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2020年4月26日 (日)

不要不急の買い出しを止める野菜「ニラ」

 我が家は白菜のとう菜の後は空豆、葉まで食べるタマネギ、春キャベツと春野菜の王道を歩いていた。

ところが今年は昨年の台風被害で春野菜はない。王道を歩けなくなったのだ。

この窮地を救った宿根野菜。それはニラだ。

 

 貸し農園時代は100坪の土地に野菜を作り放題だったのでニラを大量に栽培していた。

ニラはタネをまきさえすれば簡単に苗ができる野菜なのだ。

宿根草なので一度、植え付ければ永遠に収穫出来る野菜でもある。

一年一年、勝負の野菜達の邪魔になるので片隅に植え付けていた。

 

 この地味な野菜を昔、ブログにした。

そうしたところ「俺のニラ」は異常な人気を得た。

片隅で長年地道に自分の道を歩いていたら、スーパーボランティアとはやし立てられた人のようだ。

でも、人の気持ちは移ろい易いものだ。人気は長くは続かない。俺は自分の庭で家庭菜園をするようになると、ニラを栽培しなかったのだ。

理由はいくつかある。畑のスペースが狭くなった。子供達に人気が無い。その子供達も自立して家を出始めて俺の野菜の需要自体が減少していったのだ。

 

 じつはニラのタネは当初より用意はしてあった。

タネまきシーズンになると冷蔵庫に未開封のまま数年放置されていたニラを見るたびに忍びがたくなった。

Photo_20200426143401

そこで、白い花が楽しめればいいと3年ほど前にタネをまき苗を植え付けた。

バラの下に植え付けた。でも、花のない畑だったからニラの花が目立っていたのだと気づいた。

バラが咲き、ふじが咲き、あじさいが咲く自宅の庭では地味なので忘れていたのである。

ニラは野菜としての需要はなく、花としての注目も浴びない。

B_20200426095001

 ニラはただ地味に3年ほど庭の片隅で生きていた。

そこにコロナショックが起きたのだ。

不要不急の外出はさけるように百合ちゃんが日々警告をならしていた。

妻は野菜がないから今日、買いに行くという。

家庭菜園を20年近くやると、野菜はスーパーで買うものではなく、畑で調達するもの。

「収穫するので買わないで」と俺は常々言っていたので習慣からストックがないのである。

「アスパラガスのほかにニラもあるよ」と思い出して伝えた。

それを聞き、妻は買い出しを止めた。

Photo_20200426095001

夫婦二人で食べるには十分な量の収穫をした。

 

レバは用意されていなかったのでニラ玉を夕食に出された。

B

不要不急の外出をニラが止めたのであった。

自立した3人の娘達はそれぞれの道でコロナ対応の最前線にいる。

彼女達の話を妻と聞く。親として誇らしくもなる。

現役を退いた親は出来ることをすれば良いと思っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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