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2016年12月10日 (土)

約束のウコン栽培

  農は楽しい。そこに業がつくと途端に苦しくなる。失敗が許されないからだ。今年のウコン栽培はそんな苦しい状態が続いた。

 

  ウコンは二日酔いの常備薬という位置づけで10年前から栽培を始めた。でも、あの苦い薬のような味が家族からは不評であった。そういう俺も好きにはなれなかった。よほどのことがないと食することはなかった。

 

 好きな人はたまらなく好きなようで会社の女性陣には大人気で毎年配っていた。宴席が多い友人にも数年前から渡していた。「酒が仕事の活力だ。でも、ウコンなしでは続けられない」と今年の6月、彼と呑みに行った時、言われた。体が欲するのだろう。年末のウコンを楽しみにしているとも言われた。

 

 栽培は至って簡単で、ただ穴を掘って鶏糞を入れ、種芋が当たらないように間に土を入れ、更に土を被せて11月末に掘り出すだけである。ウコンは元々好きでもないので収穫量も気にしていなかった。葉や花が綺麗なので観賞用に栽培しているようなものだった。

 

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 今シーズン5月上旬、デッキから見える場所の一角にウコンを植えた。土の上にお化粧としてバーミュキライトを被せた。ここは室外機の風が当たり、日が塀で遮られて、植物には過酷な場所であった。

 

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 俺の腹積もりとは裏腹の友人からの熱烈なウコンへのプロポーズである。彼は農薬の指導員として全国で講演をしている。その彼が仕事を続けるうえでウコンは必要なものなのである。俺のウコンが日本の農業を支えているとも言える。一介の家庭菜園好きの男が日本の農業のために立ち上がったのだ。失敗は許されないのだ。

 

 長女が就職で家を出てから、その空いた部屋でウコンをネットに入れ保存している。すぐに残っていたウコンを畑スペースに植えつけた。

 

 それから芽だしするまでバラよりも優先で水やりをした。遅れたが芽をだした。ホッとした瞬間であった。でも、時期を逸した植えつけであったのでその後の成長はイマイチであった。観賞用のデッキ側のウコンも同様であった。

 

 迷える子羊状態であった。でも神は見捨てなかった。ある男を遣わしたのである。草むしりした時、昨シーズン植えつけていた場所でウコンが育っていることを見つけたのだ。

 

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 11月末、ウコンを掘り出した。約束のウコンを大量に彼の自宅に送ることが出来た。

 

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 実は収穫し残した種芋が俺を助けたのであった。

 

 昨年のズボラな俺が今年の使命感に燃えた俺を救ったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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