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2016年7月23日 (土)

長すぎるナス

 苗を購入したのでナスは6月下旬から収穫が始まっている。品種は「飛天長」と初めて栽培する「黒福」である。長年、「飛天長」はタネから栽培している。これだ「ナス」である。

 

 大通り沿いの畑スペースで片付けをしていたら、通り過ぎたオヤジが引き返してきて「それ、長ナスか」と俺に声をかけてきたのだ。夕方で家に入ろうとしていたので簡単に返事をして済まそうとしたら、真意が分からない質問を次から次へと繰り出してきたのである。俺より年上のオヤジの話を聞き、失礼のないように答えることにした。

 

 整理するとオヤジは剪定はしたくはないので、長ナスの接ぎ木苗を初めて栽培したらしい。俺の長ナスがたわわになっている光景を見たので声をかけてきたみたいだ。オヤジの長ナスはできていない。剪定しなくて済むと思った理由は、よく通る道の農家が剪定をしていないという自分の観察から導き出されたものだった。その栽培していたナスは「長ナス」であたので、長ナスは選定しなくていいナスと確信したようだ。

 

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 俺は以前「秋ナスの剪定はしない」というブログを書いた。前提条件で剪定の有無を決めていると書いた。今でも人気で延5000アクセスぐらいある。それを説明しようとしたがやめた。

 

 病害虫もない、連作障害もない、日当たり、栽培法も問題ないと言い切る信念の人には肩書のない俺は無力なのである。俺の経験では団塊世代のオヤジたちは競争が激しい環境で育った影響でその下の世代よりプライドが高く、素直に人の話を聞かない人達が多い。

 

 俺のナスより成長が遅れているだけだと結論に至ったが「苗が悪かったんですね」と同情を示すだけにとどめた。俺の優位性を示すとつまらない争いになる。じきに自分で気づくだろう。俺は解放され、ようやく家に入ることを許された。

 

 俺がこのオヤジに神対応しているのは町内会の班長をしているからだ。俺には来年、270軒を束ねる本部役員の役職に就く、レールが引かれている。レールと言っても政治家や大物芸能人の子息に用意されているものとは違う。

 

 高齢化が進んだ町内会では新参者がトップに立って町内会の雑用やクレーム処理をしなければならないのである。その想定練習を無役のオヤジにしたのだ。

 

 サラリーマン社会では社長が平社員の雑用や、機嫌を取ることはない。ところが無償ボランティアの世界では会長等の役職者が実務をこなさなければならないのである。会社で肩書だけが頼りで命令する人はボランティアでは使えないと言われるゆえんでもある。

 

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 俺とオヤジのやり取りを女房が帰省した長女に収穫したナスを前に話した。そのナスを見た長女は長すぎるナスと言っていった。長ナスと俺は訂正したが彼女にはどうでもいい話だ。今回の帰省の目的は優待で取った美味しいマグロを食べることにあった。

 

 前回も帰省のときに合わせてアトム(株)の優待マグロを手配した。ところが彼女の到着前に冷蔵庫が壊れ、食べれずじまいであった。今回は年休を後ろにつけて万全を期してマグロの到着を待った。マグロは年休日に到着し、彼女の要望でその日に全部食べることになった。2回にすると彼女が食べれないとの計算があると見た。

 

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 目的を果たした彼女はキュウリ1本と人気がある長すぎるナス3本とミニトマトを持って帰った。キュウリを5本ほど持って帰ってくれと交渉したが残念ながら無理であった。

 

  次回の帰省に合わせて彼女は優待マグロを注文する日を我が家のカレンダーに書き込んでいった。昨日の注文日にも確認ラインが来た。俺は彼女の要求を苦も無くこなした。

 

 肩書はないが、俺は実務が出来る。俺は頼りになる男なのか。それとも便利なだけの男なのか。「幸せは自分の心が決めるもの」と考えるようにしている。

 

 次回の帰省では長女には貴重になるキュウリは持たせず、収穫のピークを迎えるナスを10本以上持たせるぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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