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2012年1月31日 (火)

「受験のお守り」

 次女と三女は受験生である。大学と高校の受験の本番がこれから始まる。

  今日、俺は長年の苦労が実り合格通知を受け取った。帰ってきて、彼女達の合格の前祝いも兼ねて祝杯を挙げた。彼女達が「受験のお守り」が欲しいと言うのを聞きつけ、俺の合格通知表を「受験のお守り」にすればよいと思ったのだ。

先ず、三女に「受験のお守り」を渡した。『これギリギリ合格じゃない』と彼女に言われた。『ギリギリでも余裕でも合格は合格だ』と俺は切り返したが貰ってくれなかった。

次に明日、受験を控えている次女に俺の合格通知表を渡した。彼女は一瞥すると『明日、送ってくれるパパの車に張っておいて』と軽くあしらわれた。

 3月にボランテイアでニュージランドに行く大学生の長女へ見せた。行き場を失った「受験のお守り」を「安全祈願」の「お守り」に変えたのだ。『良かったね。』と、労いの言葉が返ってきたと思ったら続けて『年が5歳も若くなっているものね。』

 

彼女らに「お守り」として渡したものは俺の血液検査の結果なのである。若い頃ころから登山や、テニスのスポーツをしていたがコレステロール値が高かった。中年になっても家庭菜園や、ジョギングをしていても更に高くなった。危険水域に達して、数年前から薬を飲んでいる。でも、安全圏にまで至っていなかった。

 遺伝的要素が高いと医者に言われ昨年の秋から薬を変え、年末検査をしたのである。その結果を今日渡された。産婦人科が本業で内科はついでという感じの老先生から『すべて合格』と嬉しそうに報告を受けたのである。

 合格に気を良くして、本人確認を怠っていたのだ。

確かに名前、生年月日は合っている。でも年齢が違う。

 本当に、信じていいものなのか。

「受験のお守り」になれなかった検査結果に素直に喜べない俺がいる。

 

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