野菜栽培の土作りと畝作りのポイント…ゴザエモン流
また、少し時間が取れるようになったので多くの人達に見ていただいている栽培を中心にブログを再開する事にしました。また、宜しくお願いします。
再開、1回目は私の行っている多くの野菜栽培に共通する土作りと畝作りです。
1)苦度石灰を施した畑に
2)肥量(元肥)として鶏糞を混ぜ畝を作り、
3)そこに黒いマルチをします。
1)中和剤として消石灰を使わず苦度石灰を用いるのは後者の方が植物の生育に欠かせないミネラルが多く含まれているからです。
2)肥量に鶏糞を用いるのは
①価格が安く
②有機肥料なので施肥効果が長く持続するので追肥の手間を省けるからです。それとN、K、Pのバランスがよく配合を気にしなくて済むからです。
③野菜作りの本などに1)を施した後、最低1週間ほどしてから2)をすること言われていますが、時間のない週末農夫にはそれはかなり高いハードルです。鶏糞ですとゆっくり分解して肥料になるので、両者の効果を打ち消すことも少なく、すぐに畝作りに取り掛かれます。
④また、肥量成分になるのが遅いので生育はゆっくりなるので美味しい野菜ができます。
3)黒マルチは
①雑草対策
②保肥効果
③ふかふか土の維持(団粒界構造の維持)
③雨対策(病気)
④保温性、保水性
と多くの利点があるからです。ひと手間を加えるだけで野菜栽培が楽に収穫までこぎつけるようになります。
但し,『里芋の栽培ポイント』で触れたように土寄せ栽培する野菜やスジ播きする軟弱野菜栽培では使用はしていません。
勿論、失敗の許されないプロの農家のように丹精込めて教科書どおりにできればそれにこしたことはありません。
しかし、ポイントさえ抑えれば家庭菜園でも簡単に楽に『安心、安全で美味しい野菜を作る』事ができます。
そんなことを目標に試行錯誤を重ねた私のアイデア(工夫)を紹介していきます。
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