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2008年12月21日 (日)

ほうれん草の穴の跡は美味しさの印・・・第43話

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秋冬野菜の最後を飾る軟弱野菜の雄「ほうれん草」。

 

軟弱野菜とは収穫から急速に品質が落ち、保存が利かない小型野菜の総称をいう。鮮度が命の野菜なので冷凍品以外輸入品は少なく、近郊の国内農家が生産する、地産地消の代表的な野菜でもある。

 

 他にも小松菜、チンゲンサイがこれらにあたる。家庭菜園ではカブは葉っぱまで食べるのでこれらの範疇にはいると思っている。それと水菜。栽培法はどれも似た様なもので、簡単で、短期間に収穫できる。

 

 ほうれん草は、最初は栽培していなかった。売り物のほうれん草は「良薬は口に苦し」、「ポパイの栄養剤」として体にはいいが美味しくない野菜の代表として認識していたので育てる気がしなかったのである。

 

 ほうれん草を除いた小松菜、チンゲンサイ、カブ、水菜を栽培していた。水菜以外、数回に分けてタネを蒔き、収穫をコントロールしていたのだが、食べきれず、我が家で人気のない、小松菜はタネが切れたのを機に栽培を止めた。

 

この中で、カブは品種「玉波」にしたところ人気が高まり、他の野菜を食卓から駆逐し始めた。ただ、水菜は少量栽培でも、病害虫に強く、成長が早く大株になるので、タネがなくなる昨シーズンまで栽培していた。

 

 で、今回の話の主役ほうれん草だが。5年前、あらかたの野菜栽培に自信の得ていた俺は、新しい野菜を栽培をしたくなり、サカタのタネでほうれん草「ソロモン」のタネを購入した。ところが家族の反対に合い「家族に喜ばれる」をモットウにしている俺としては諦めてAさんにタネをさし上げた。

 

 でも、その野心は捨てきれず次のチャンスを待つことにした。翌年、サカタのタネより、甘くて美味しいほうれん草「ガツ」が売り出され、新しい農園に移動したのを機にこっそり少量栽培に乗り出した。

 

栽培して4シーズン。今では秋冬野菜一番人気になり、他の野菜を食卓から駆逐し、カブの栽培量も減らすまでになった。

 

今シーズンは、ホウレン草は10月上旬、11月上旬、下旬と3回タネ播きをした。カブはほうれん草より最後の1回はなく、同じ日に蒔いている。量もほうれん草よりも少なめだ。

 

売り物の野菜だけをたべていると本当の野菜の味を知らないまま過ごす事になる。

 

でも、なぜヤツラは美味しいものがわかるのだろう。美味しいほうれん草には穴が開く、虫食いではない。

 

ヒヨドリに食べられた跡なのだ。美味しくなるとこの鳥はほうれん草を食べる。困ったものだが、この穴が美味しさの印と前向きに考えるようにしている。美味しくないと食べないのだ。

 

でも、株が小さいうち食べられると成長が阻害されるので、虫はつかないが鳥よけにベタ掛け不織布(パオパオ)でカバーしている。

 

ほうれん草は病害虫に強く、成長も早いし場所も取らない。家庭菜園にもっとも適した野菜のひとつだと思っている。

 

 

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コメント

ゴザエモンさん、こんにちは。
私もプランターでホウレンソウ育ててますよ~
今まで虫食いはあったけど、鳥がホウレンソウを
食べるとは知りませんでしたよ~

投稿: たねちゃん | 2008年12月22日 (月) 23時55分

たねちゃんさん

 ホウレン草は小型野菜なのでプランターでも十分ですね。
ヒヨドリは冬になると色々の野菜を食べます。一番は美味しいときのホウレン草。次はキャベツ。白菜の柔らかい上部。それと、ブロッコリーの葉っぱです。その時の様子は2年前に出したブッロコリーの記事にしました。宜しかったそちらも見てくださいね。

投稿: ゴザエモン | 2008年12月23日 (火) 00時14分

まったく同感です。我が菜園でも小松菜とほうれん草は
春と秋かかさず栽培していますが特に秋蒔きのほうれん草は畑に置いておける期間が長く寒さが増すごとに
甘みが増し春まで重宝しますが小松菜は成長しすぎたり
硬くなったりとほうれん草より劣る気がします
ヒヨドリが穴をあけていたとは分かりませんでした
虫にしては食べ方がおかしいとは思っていましたが・・・・w(゚o゚)w

投稿: よしべえ | 2008年12月23日 (火) 18時44分

よしべえさん

 ほうれん草は冬に真価を発揮する野菜ですね。

ホウレン草は小さいうちが最も美味しくその時にヒヨドリによく食べられます。で傷ついた葉っぱが大きくなりその部分が穴になると考えています。

また、冬野菜は自分自身が凍らないように糖分を増やして甘くなるのですがホウレン草はさらに、自分自身の水分も減らすそうです。ですから鳥以外でも葉っぱに傷が付けば、大きく成長したときに穴になるのかもしれません。どちらにしても穴は美味しさの印です。

投稿: ゴザエモン | 2008年12月23日 (火) 22時13分

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