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2008年5月 9日 (金)

トマト栽培への挑戦(トマト栽培ポイント)・・・第25話

Burogu_0041_2  延び延びになってしまった大玉トマト栽培の話である。

実は苗の生長がイマイチで定植が遅れているのだ。

 

 

 

 

 

定植を待っていると、俺のブログを参考にして、栽培しようとしている人の後追いになってしまうので昔の写真(探した)を使ってどうして安定して大玉トマトができるようになったかを話すことにする。

 

題は「トマト(大玉)栽培への挑戦」と大げさだが、実際に栽培している人はこれぐらいの気持ちだと思う。それほど露地栽培の家庭菜園では上手くいかない。

 

毎年、毎年、失敗しても「今年こそは」と栽培してしまう野菜がトマトである。

 

憧れの野菜。それがトマトだ。

 

栽培の基本はミニトマト(アイコ栽培ポイント)と同じだが、病気に対する事前対処が必要だ。もう間に合わない部分もあるがそれは来年につなげてほしい。いい訳が長くなったが本題に入ろう。

 

俺は7年前、M農園で家庭菜園を始めたとき、先輩達から「この地では酸性雨?が降るのでトマト(大玉)できない」と言われた。だからトマトはミニトマトのことだと教わった。その話を聞いたとき俺は、トマトなどは、どうでもよかったのだ。

 

このブログで「家族が喜ばない野菜」は栽培しないと言ってきた。トマトは家族が嫌いじゃない野菜なのだと言うか、大好きな野菜なのだ。

 

ただ、問題なのは俺だけがトマトが嫌いなのだ。

 

家族の要望もあり、1年目はミニトマトの苗を購入して栽培した。栽培している途中でトマトの苗が畑のそこら辺から、幾つも生えているに気づいた。前の人が育てていたミニトマトのこぼれダネが発芽して春に成長したものだった。ミニトマトの苗は少なめにしていたので、畝に空きがあったので、これも育てた。

 

苗も増えたので夏にはミニトマトがたくさん収穫できた。

 

お陰で、俺も食べる羽目になった。子供達の手前、何とか食べた。

 

俺もまんざらじゃないと思い、自慢したところ「来年はトマトを作くって」と子供たちに言われて大玉トマトを栽培することになってしまったのだ。

 

これが、トマト(大玉)栽培への挑戦の始まりだ。

 

家庭菜園を始める前、ガーデニングにはまっていて植物に対する知識は「言い伝え、伝統農法」で家庭菜園をしている人達より、あると自惚れ、俺ならすぐに大玉トマトは出来ると思った。

 

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いろいろな本を読むと大玉トマトはミニトマトより、格段に病気になりやすく、もっぱら雨が原因と分かった。

雨は泥の跳ね返りを引き起こし、土壌に住む病原菌をトマトに

 

移す。それで、トマト栽培はマルチが必需品だと思った。

 

トマトの雨よけも売られているが、風が強い農園では飛ばされれば、それで終わりである。小屋の庇の下にトマト用の畝をつくれば雨よけになると思った。そこは幸い日当たりも好かった。

ガーデニングをしていたから分かるのだが、品種は栽培に重要なファクターだと気づいていた。そこで、植木市や、HCで品種の違う苗を買いあさった。トマト屋の苗など高いものも集めたのだ。

コンパニオンプランツとして、バジルがいいと雑誌にかいてあたので、バジルもトマトの苗間で栽培した。

 

脇芽を摘み、一本仕立てにし、花が咲き、実が出来た。実が大きくなり、赤くなるのを待った。成功と思われた。

 

ところが、季節は梅雨、あれよあれとゆうまに、病気になり、尻から褐色になり、全滅してしまった。

 

大玉トマト栽培の初挑戦は見事に失敗に終わった。

 

反省した俺は失敗した原因を考察した。

 

プロの農家は、トマトは温室で栽培しているので雨の影響はない。殺菌剤の農薬を常時用いて病気の予防もしている。

 

これらは路地栽培の基本の家庭菜園では無理だ。それに、近しい人に食べてもらう家庭菜園は無農薬か減農薬が基本だと俺は思っている。

 

失敗した原因は蒸れではないか?

 

小屋や、苗間のバジルが風通しを悪くさせたので、蒸れて病原菌を繁殖させたのではないかと。何も雨除けをしなくても、風通し(風向きを考慮する)がいいようにすれば、雨よけ無しでも高畝、マルチ(黒)だけで十分だと考えるようになった。

 

また、カルシュウム(Ca)がトマトの尻われに効果があることを本から知った。俺はCaの供給源として苦度石灰を用いているが、それが、トマトに関して少なすぎたのではないかと。

 

病気は何も水だけで伝染するのではない、虫(主にアブラムシ)が介在することも分かった。定植時に少量の殺虫剤を混ぜ込んで初期の虫の発生を防ぎ、病原菌の伝染を抑えこむことにした。

 

ナス科の連作を避けるのは常識であるが、見落としがちなのは同じナス科のジャガイモだ。ジャガイモは夏野菜のトップバッターだ。

 

芋なので簡単に栽培できるので病害虫に犯されていても収穫はできる。ジャガイモで病害虫が繁殖し、梅雨、隣にトマトがあると移ってくるらしいのだ。

 

品種の見直しも行った。露地栽培に適した耐病性が強い品種を探したのだ。安易に苗から栽培するのではなくタネから育てる事とした。サカタのタネの家庭園芸で尻われしにくい品種「麗夏」を知り、タネを取り寄せ、育苗する事とした。

 

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翌年の春、考察した事を実行した畝に「麗夏」を植えつけた。それから、プロの農家が栽培して市場を席巻していたタキイの「桃太郎」の苗が出回るようになったので、HCで入手して同じように植えつけた。因みに「桃太郎」は美味しいものにうるさい女房のお勧めだった。

 

「麗夏」は大豊作だった。雨にも負けない。お裾分けもした。

 

「桃太郎」より美味しいと評判になった。

 

その「桃太郎」はと言うと、少し収穫できたが、途中から元気がなくなり、病気になった。

 

それ以降、4年間大玉トマトは「麗夏」だけにしている。「山の農園」に移っても安定して収穫できている。昨年は夏の終わりに台風が直撃し、その時が収穫の終わりとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

予断だが、どうもタキイとは、俺は相性が悪いみたいだ。10年前ガーデニングにはまり、サカタのタネとタキイに会員になるべく、所定の額の切手を同封して送った。サカタのタネはすぐに連絡が来た。タキイは何の音沙汰もなく現在に至っている。大した額でもないのでそのままにした。

 

 

 

 

 

それからサカタのタネを愛用している。だから、俺のブログで取り上げる品種はサカタのタネなのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 お陰で俺のトマト嫌いもなくなった。

 

 

 

 

 

 

 

「麗夏」も「アイコ」もいい品種だと思っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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コメント

トマト栽培について色々参考になりました私もジャガイモの横にトマトを植えています。心配になってきましたが今更どうしょうもありません。来年に生かします

投稿: よしべえ | 2008年5月10日 (土) 22時44分

よしべえさん

大玉トマトが出来たと言う人のブログを見ると麗夏を育てていました。この品種は路地でのトマト栽培には最強の品種かもしれません。今は苗からでも手に入ります。

これから出来る事は、脇芽を必ず摘んで風通しをよくすることです。それから、株もとに、殺虫剤をまくことも有効だと思います。

後はお天気しだいです。これこそどうにもなりませんが。

投稿: ゴザエモン | 2008年5月11日 (日) 00時06分

トマトって難しいですね
参考にさせていただきます
ありがとうございます

投稿: トマト | 2012年5月25日 (金) 18時09分

トマトさん

古いブログにコメントありがとうございます。

 この記事はトマト栽培に試行錯誤した様子を書いたものです。最初は人気のないものでしたが昨年あたりから多くの人に見られるようになりました。

投稿: ゴザエモン | 2012年5月25日 (金) 23時15分

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