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2008年5月26日 (月)

豆が上手くいかない訳・・・第27話

「愛が足りない」と女房と末娘に言われた。

 

ドキッとしたが、それは「豆」の事だと分かった。

 

例年5月になると家族で俺の育てた「イチゴ」でイチゴ狩りをする。女房はこの季節しか「山の農園」に来ない。農家の奥さんたちの間で「謎の奥さん」と呼ばれ本人もこれを気にいっているようだ。

 

その時、俺の育てている豆とベテラン(家庭菜園)の豆の出来を比べて、「愛が足りない」と言ったのだ。

 

俺は豆類には手をかけていない。果菜類(トマト)の後作を耕さず、新たに畝も作らず、そのまま使用している。豆が巻きつく竿やネットの準備も遅れがちだ。

 

豆類は他の植物と違い、根に根粒菌を飼っていて、その菌を利用して自身に必要なN(硝酸塩)を空気中から取っている。それで、豆類は窒素肥料を必要としない。

 

だから豆は荒地でも良く育つ。緑肥としても利用され、昔よく見かけたレンゲ草などがそうだ。

 

M農園で家庭菜園を始めた時にはソラマメ、スナップエンドウ、グリンピースは良く出来た。

 

ところが、「山の農園」に移ってきてからは、上手く育たなくなった。それは連作障害だと思っている。

 

山の農園は牧草地を転用したものなので、以前は当然マメ科の植物が植えてあり、その影響で豆の育ちが悪いと考えていた。連作障害はマメ科栽培の最重要ポイントなのだ。

 

で、豆が上手くいかないのは仕方がないと思っていた。少ない手間で収穫を上げようとした。

 

でも周りでは豊作だ。実は気づいていたのだ、昨年あたりから連作障害の呪縛が解けたのを。環境変化が起きた事を。

 

これを見ぬふりをした。おっくうだったのだ。さしずめ機会損失でCEOなら失脚だろう。気楽な週末農夫なので許されるが。

 

トマト(大玉)などは果敢にリスク取ってタネ播きをし、畝も特別仕様だ。植えつけてからも竿で補強したり、脇芽を摘んだりフォローもする。それに比べてどうだ豆類は・・・・。

 

俺はどうも厳しい冬を越してくる植物は強靭でなくてもならないと思い、冷たい。環境が厳しい状況を生き抜く訳だから自主努力で何とかできなければ駄目だと思うのだ。

 

それを見越してか末娘が「玉ちゃん」、「ソラドン」のキャラクターを生み出して注意を促してくれるのだが・・・。

 

でも、それを無視して、今年は、ソラマメの植え付け本数を減らし、アブラムシ対策を怠り、さらに補強も怠り、一昨日の風雨で壊滅的な被害を受けた。

 

その結果「ソラマメのポータジュー」は今年は無しになった。

 

今、俺のブログでは「ソラマメ・・・」が大人気だ。

 

このブログは各方面への反省文なのだ。

 

俺は変わる。

 

全力の「愛」をマメに捧げる事を誓うのだった。

 

 

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