2008年7月12日 (土)

「インカのひとみ」の収穫と味見・・・第29話

長年愛用していた「インカのめざめ」が入手できず「インカのひとみ」やフランス生まれのジャガイモ5種セットを購入して栽培している話を書いた。その続編である。

「インカのひとみ」の茎はナスを思わせ、ナスのような実を期待したが、豪雨がたたり花さえ見られずに枯れてきた。

 これは収穫の知らせなので「インカのひとみ」とフランス生まれのジャガイモの一種「シェリー」、定番の「キタアカリ」を先週の週末、全て一人で掘り出した。

 収量は品種によるバラツキが大きい。「男爵」、「メークイーン」は植えつけた量の10倍程度は収穫できる。スーパーなどで売られている両者は安定して収穫出来る芋なのでプロが好んで栽培する。でも味はイマイチ。だから、俺は品種にこだわるのだ。

今回キタアカリは2kg植えつけた。それに近い量収穫でき、まずまずである。

「シェリー」は500g植えつけ、これもまずまずの収穫量であった。サカタのタネのキャッチコピーによるとフランス種では食味No1とあり、赤芋で楽しみな品種だ。

ニューフェイスの「インカのひとみ」。

「インカのめざめ」の代役であったが、俺の心の中で今回の主役に昇りつめた大型プロジェクト「インカのひとみ」なのだ。いうならばジャガイモ事業、期待の星だ。

真の実力を試すのに研究費をケチってはいけない。一番高い芋であったが1Kgも買った。

その植えつけてある畝を掘り出したところ小芋ばかりだった。1Kg植えつけて、1kg収穫。なんと低い収率だ。

この現実を前に俺は、解析を始め、来年に向けて収量アップのリカバリー策をあれこれ考え始めた。「・・・・・  」。

だが、リカバリー策を考える前にやるべきことがあることに気づいた。

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たとえ、収量を上げたところで肝心な「お客様」の心つかまなければ何にもならい。そうなのだ、最終的には市場が決めるのだ。

俺の場合、家庭菜園の「お客様」というのは家族なのだが、この客は手キビシイ。いくら収量が上がろうが関係なしだ。

美味しくなければそれまで。タマネギのように日持しないジャガイモの宿命ともいえる。

「インカのひとみ」を家に持ち帰り判定の日を待つこととした。その結果次第で方針が決まる。

ジャガイモの味は吹かしたてが一番美味しい。で判定の日は一緒に食べられる週末だと勝手に思いこんでいた。

でも、俺の思いとは違い、それは水曜日突然やって来た。遅めの夕食だったので判定に立ち会えた。

その日帰ると吹かした芋がころがっていた。ジャガバターだ。サカタのタネがいうように「インカのめざめ」より赤みがある。

「美味しい?」と聞く俺に

子供たちは「何が?」と

「ジャガイモの味だよ。」 と俺。

「インカのめざめより美味しい?」

このプロジェクトを左右する判定だから俺はうるさく聞いた。

「ん・・・美味しくないね」。と一言。誰ともなく言われた。

俺も赤みがかった芋を食べた。ジャガイモというより、甘くないサツマイモを食べているようだった。

このプロジェクトは5ヶ月で終わった。

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2008年6月21日 (土)

ニンジン「ベーターリッチ」シーダーテープ播き・・・第28話

前にニンジン栽培に苦労している話を書いた。ニンジンは発芽さえできれば栽培は容易な野菜なのだが、それが出来ないでいた。

ニンジンは好光性と好湿性を持つ。要するに発芽するときに光と多くの水か必要なのだ。それに根が直根なので、直播しかできない。

だから発芽するまで畑に水遣りに行かなくてならない。それが出来なくて栽培に苦労しているのだ。

 だから水撒きをしなくて済む季節、梅雨がニンジンのタネ播きの適期となる。でも、ニンジンは我が家では料理になくてはならない野菜なので年がら年中栽培しているが、梅雨のタネ播き以外あまり成績が良くない。

品種は周年栽培できる「ベーターリッチ」を使っている。この品種は甘く美味しい。発芽率をあげる工夫としてペレットシード処理されているのだが俺の農法には不十分だった。

俺は他の野菜でも時たま栽培に失敗する事もあるが、多くは俺の手抜きが原因だ。俺が心をいれ変えれば済む問題なのだ。

でもニンジンは違う。俺の農法に合わないのだ。俺はこれを

家庭菜園における最大の課題と長年位置づけてきた。

そんな時、2年ほど前からサカタのタネがシーダーテープタネ播きを盛んに宣伝していた。シーダーテープとは水溶性の透明なフイルム(PVA)をテープ状にして、等間隔にタネがいれてある。

それを畝に伸ばしてタネ播きする方法だ。間隔や、タネの粒数を管理されているので失敗が少ないとある。ペレットシード処理より水溶性と透光性に優れていると思われた。そこで、試すことにした。

用心深い俺は先ず「下仁田ネギ」のシーダーテープ播きで練習したのだ。それが4月下旬に投稿したブログだ。下仁田ネギはすぐに発芽し、発芽率は上々だった。

その結果を確認してから翌週本命のニンジン「ベーターリッチ」のシーダーテープ播きを実行に移した。ニンジンはネギより被せる土を薄くした。好光性対策だ。

二週間後農園に行くと見事に一列に並んだニンジンの幼苗があるではないか。ニンジンでこんなに発芽したことがない。

それから、1ヶ月後順調に成長している。

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長年の課題をクリアしたわけだが浮かれてはいない。シーダーテープ播きをした、今年の春は雨が多かった。条件が良すぎたのかもしれない。

この梅雨のニンジンのタネ播きは残っているペレットシード処理品を使い、また9月に「ベーターリッチ」のシーダーテープ播きを試すつもりだ。

浮かれるのはその結果を待ってからでも遅くあるまい。

 

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2008年6月 5日 (木)

タマネギが主役の料理「赤タマネギのビネガーソテー」

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タマネギの収穫が始まっている。

いつも脇役に甘んじているタマネギで主役の料理を作ってもらった。

「赤タマネギのビネガーソテー」だ。

赤タマネギの甘さと歯ごたえと酸味の利いた味がたまらない。

香りづけに「ローズマリー」を加えた正真正銘の主役の料理だ。

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ローズマリーはこの料理のためだけに育っているようなものだ。

昨年まではタネを播き7年も育ってた大株を利用していたが、今年の冬枯れてしまった。

この料理とローズマリーはペアーなので春、苗を買った。

ポリシーがなくなり段々丸くなる。

008 あと、タマネギの和風サラダもついてきた。

それに『今年最初で最後の』と妻に強調さたグリンーピースご飯もあった。

もう「みそぎ」は前回のブログですんだと思っていたが。

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(レシピ)

タマネギ4個、塩小さじ2分の1、コショウ適宜、白ワインビネガー大さじ2、サラダ油、オリーブ油各小さじ1と2分の1、ローズマリーの葉。

①フライパンにサラダ油とオりーブ油を入れて弱火にかける。温まったら少し火を強くして放射状に3等分した赤タマネギとローズマリーを加える。②塩を2回くらいに分けて加え、コショウも入れて混ぜながら炒める。タマネギに透明感が出て、焼き色がついたらビネガーを回しかけ、ざっと混ぜ合わせて軽く水気を飛ばし、火を止める。

012 最後に昨シーズン末娘が作ってくれた「タマちゃん」のキャラクターで終わり。

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2008年5月26日 (月)

豆が上手くいかない訳・・・第27話

「愛が足りない」と女房と末娘に言われた。

ドキッとしたが、それは「豆」の事だと分かった。

例年5月になると家族で俺の育てた「イチゴ」でイチゴ狩りをする。女房はこの季節しか「山の農園」に来ない。農家の奥さんたちの間で「謎の奥さん」と呼ばれ本人もこれを気にいっているようだ。

その時、俺の育てている豆とベテラン(家庭菜園)の豆の出来を比べて、「愛が足りない」と言ったのだ。

俺は豆類には手をかけていない。果菜類(トマト)の後作を耕さず、新たに畝も作らず、そのまま使用している。豆が巻きつく竿やネットの準備も遅れがちだ。

豆類は他の植物と違い、根に根粒菌を飼っていて、その菌を利用して自身に必要なN(硝酸塩)を空気中から取っている。それで、豆類は窒素肥料を必要としない。

だから豆は荒地でも良く育つ。緑肥としても利用され、昔よく見かけたレンゲ草などがそうだ。

M農園で家庭菜園を始めた時にはソラマメ、スナップエンドウ、グリンピースは良く出来た。

ところが、「山の農園」に移ってきてからは、上手く育たなくなった。それは連作障害だと思っている。

山の農園は牧草地を転用したものなので、以前は当然マメ科の植物が植えてあり、その影響で豆の育ちが悪いと考えていた。連作障害はマメ科栽培の最重要ポイントなのだ。

で、豆が上手くいかないのは仕方がないと思っていた。少ない手間で収穫を上げようとした。

でも周りでは豊作だ。実は気づいていたのだ、昨年あたりから連作障害の呪縛が解けたのを。環境変化が起きた事を。

これを見ぬふりをした。おっくうだったのだ。さしずめ機会損失でCEOなら失脚だろう。気楽な週末農夫なので許されるが。

トマト(大玉)などは果敢にリスク取ってタネ播きをし、畝も特別仕様だ。植えつけてからも竿で補強したり、脇芽を摘んだりフォローもする。それに比べてどうだ豆類は・・・・。

俺はどうも厳しい冬を越してくる植物は強靭でなくてもならないと思い、冷たい。環境が厳しい状況を生き抜く訳だから自主努力で何とかできなければ駄目だと思うのだ。

それを見越してか末娘が「玉ちゃん」、「ソラドン」のキャラクターを生み出して注意を促してくれるのだが・・・。

でも、それを無視して、今年は、ソラマメの植え付け本数を減らし、アブラムシ対策を怠り、さらに補強も怠り、一昨日の風雨で壊滅的な被害を受けた。

その結果「ソラマメのポータジュー」は今年は無しになった。

今、俺のブログでは「ソラマメ・・・」が大人気だ。

このブログは各方面への反省文なのだ。

俺は変わる。

全力の「愛」をマメに捧げる事を誓うのだった。

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2008年5月17日 (土)

ジャガイモに実がなった・・・第26話

トマトの悪友ジャガイモの話である。

「インカのめざめ」が手に入らず、種芋の飢餓意識からサカタのタネで「インカのひとみ」や「フランス生まれのジャガイモ5種セット」を買い込んだとこのブログで報告した。その後の話である。

待ちに待ったジャガイモは3月1日に来た。植え付けにはギリギリのタイミングだ。何時もなら浴光催芽処理(気が向けば)や、切り口を乾かしてから植えつけるのだがそんな時間はない。幸い「フランス生まれ・・・」にハイフレッシュがついていたので表面にまぶして植えつけた。

こんな荒っぽい事をしても、無事に芽を出した。栽培は簡単、短時間で収穫も多く出来る。それに収穫も楽しい野菜だ(花もステキだ)。だからジャガイモは家庭菜園の定番になるのだ。

植え付けも楽しい作業であるが、ここ数年、家族は誰も参加してくれない。3年前、下の二人が手伝ってくれた。どうした風向きか、その二人が今年一緒に植え付けをしてくれたのである。

駄目もとで誘ったのが功をそうしたようだ。例年より植え付け量が増えたので助かった。

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5月上旬、たくさん芽が出て成長している株の芽かきをした。小芋が出来始めているので全ての株に追肥(化成肥料)と土寄せをした。最終的には全ての株の芽かきをして太い芽を2本程度にする予定だ。

後は適当に追肥と、土寄せを繰り返して、花が咲き、葉の色が黄色くなりは始めたら、ためし掘りをして、芋の肥大を確認し、掘り出すだけだ。本当にジャガイモ栽培は簡単だ。

 

芽かきをして気づいたのだが「インカのひとみ」の茎が変なのだ。病気ではない。ナスのようなのだ。

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今まで栽培した品種のジャガイモの茎は、どちらかと言えば、トマトのようなのだが。もちろん「インカのめざめ」もトマト似だ。

どうした事か「インカのひとみ」はナスなのだ。俺はひそやかな期待をしているのだ。ジャガイモからナスの実がなる事を。ポマトではなくポナスを。

実は3年前「インカのめざめ」に実がなったのだ。トマト似の実が。

その時も下の子供二人が植え付けを手伝ってくれた。ナス似の新品種「インカのひとみ」が現れた。なにか因縁じみたものを感じる。

003_2_3 前の実は熟れたら収穫して食べようと思ったが、梅雨の雨でやられた。やはりトマトは雨に弱い。

今度はナスだ。雨に強い。

どうやって、その実を食べようかと。焼くも良し、煮るも良し、マーボもいいなあと。

肝心の芋そっちのけで、俺は猛烈に「まだ、見ぬ実」に盛り上がった。

よくよく考えてみたら品種改良は交配してタネを得る。その時、実ができるのだ。交配現場では芋でも実が出来る事など当たり前なのだ。売り出されていないことを見ると、きっと美味しくないのだ。

でも、食べてみたい。「ポナス」を。

 

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2008年5月 9日 (金)

トマト(大玉)栽培への挑戦・・・第25話

Burogu_0041_2  延び延びになってしまった大玉トマト栽培の話である。

実は苗の生長がイマイチで定植が遅れているのだ。

定植を待っていると、俺のブログを参考にして、栽培しようとしている人の後追いになってしまうので昔の写真(探した)を使ってどうして安定して大玉トマトができるようになったかを話すことにする。

題は「トマト(大玉)栽培への挑戦」と大げさだが、実際に栽培している人はこれぐらいの気持ちだと思う。それほど露地栽培の家庭菜園では上手くいかない。

毎年、毎年、失敗しても「今年こそは」と栽培してしまう野菜がトマトである。

憧れの野菜。それがトマトだ。

栽培の基本はミニトマト(アイコ栽培ポイント)と同じだが、病気に対する事前対処が必要だ。もう間に合わない部分もあるがそれは来年につなげてほしい。いい訳が長くなったが本題に入ろう。

俺は7年前、M農園で家庭菜園を始めたとき、先輩達から「この地では酸性雨?が降るのでトマト(大玉)できない」と言われた。だからトマトはミニトマトのことだと教わった。その話を聞いたとき俺は、トマトなどは、どうでもよかったのだ。

このブログで「家族が喜ばない野菜」は栽培しないと言ってきた。トマトは家族が嫌いじゃない野菜なのだと言うか、大好きな野菜なのだ。

ただ、問題なのは俺だけがトマトが嫌いなのだ。

家族の要望もあり、1年目はミニトマトの苗を購入して栽培した。栽培している途中でトマトの苗が畑のそこら辺から、幾つも生えているに気づいた。前の人が育てていたミニトマトのこぼれダネが発芽して春に成長したものだった。ミニトマトの苗は少なめにしていたので、畝に空きがあったので、これも育てた。

苗も増えたので夏にはミニトマトがたくさん収穫できた。

お陰で、俺も食べる羽目になった。子供達の手前、何とか食べた。

俺もまんざらじゃないと思い、自慢したところ「来年はトマトを作くって」と子供たちに言われて大玉トマトを栽培することになってしまったのだ。

これが、トマト(大玉)栽培への挑戦の始まりだ。

家庭菜園を始める前、ガーデニングにはまっていて植物に対する知識は「言い伝え、伝統農法」で家庭菜園をしている人達より、あると自惚れ、俺ならすぐに大玉トマトは出来ると思った。

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いろいろな本を読むと大玉トマトはミニトマトより、格段に病気になりやすく、もっぱら雨が原因と分かった。

雨は泥の跳ね返りを引き起こし、土壌に住む病原菌をトマトに

移す。それで、トマト栽培はマルチが必需品だと思った。

トマトの雨よけも売られているが、風が強い農園では飛ばされれば、それで終わりである。小屋の庇の下にトマト用の畝をつくれば雨よけになると思った。そこは幸い日当たりも好かった。

ガーデニングをしていたから分かるのだが、品種は栽培に重要なファクターだと気づいていた。そこで、植木市や、HCで品種の違う苗を買いあさった。トマト屋の苗など高いものも集めたのだ。

コンパニオンプランツとして、バジルがいいと雑誌にかいてあたので、バジルもトマトの苗間で栽培した。

脇芽を摘み、一本仕立てにし、花が咲き、実が出来た。実が大きくなり、赤くなるのを待った。成功と思われた。

ところが、季節は梅雨、あれよあれとゆうまに、病気になり、尻から褐色になり、全滅してしまった。

大玉トマト栽培の初挑戦は見事に失敗に終わった。

反省した俺は失敗した原因を考察した。

プロの農家は、トマトは温室で栽培しているので雨の影響はない。殺菌剤の農薬を常時用いて病気の予防もしている。

これらは路地栽培の基本の家庭菜園では無理だ。それに、近しい人に食べてもらう家庭菜園は無農薬か減農薬が基本だと俺は思っている。

失敗した原因は蒸れではないか?

小屋や、苗間のバジルが風通しを悪くさせたので、蒸れて病原菌を繁殖させたのではないかと。何も雨除けをしなくても、風通し(風向きを考慮する)がいいようにすれば、雨よけ無しでも高畝、マルチ(黒)だけで十分だと考えるようになった。

また、カルシュウム(Ca)がトマトの尻われに効果があることを本から知った。俺はCaの供給源として苦度石灰を用いているが、それが、トマトに関して少なすぎたのではないかと。

病気は何も水だけで伝染するのではない、虫(主にアブラムシ)が介在することも分かった。定植時に少量の殺虫剤を混ぜ込んで初期の虫の発生を防ぎ、病原菌の伝染を抑えこむことにした。

ナス科の連作を避けるのは常識であるが、見落としがちなのは同じナス科のジャガイモだ。ジャガイモは夏野菜のトップバッターだ。

芋なので簡単に栽培できるので病害虫に犯されていても収穫はできる。ジャガイモで病害虫が繁殖し、梅雨、隣にトマトがあると移ってくるらしいのだ。

品種の見直しも行った。露地栽培に適した耐病性が強い品種を探したのだ。安易に苗から栽培するのではなくタネから育てる事とした。サカタのタネの家庭園芸で尻われしにくい品種「麗夏」を知り、タネを取り寄せ、育苗する事とした。

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翌年の春、考察した事を実行した畝に「麗夏」を植えつけた。それから、プロの農家が栽培して市場を席巻していたタキイの「桃太郎」の苗が出回るようになったので、HCで入手して同じように植えつけた。因みに「桃太郎」は美味しいものにうるさい女房のお勧めだった。

「麗夏」は大豊作だった。雨にも負けない。お裾分けもした。

「桃太郎」より美味しいと評判になった。

その「桃太郎」はと言うと、少し収穫できたが、途中から元気がなくなり、病気になった。

それ以降、4年間大玉トマトは「麗夏」だけにしている。「山の農園」に移っても安定して収穫できている。昨年は夏の終わりに台風が直撃し、その時が収穫の終わりとなった。

予断だが、どうもタキイとは、俺は相性が悪いみたいだ。10年前ガーデニングにはまり、サカタのタネとタキイに会員になるべく、所定の額の切手を同封して送った。サカタのタネはすぐに連絡が来た。タキイは何の音沙汰もなく現在に至っている。大した額でもないのでそのままにした。

それからサカタのタネを愛用している。だから、俺のブログで取り上げる品種はサカタのタネなのだ。

 お陰で俺のトマト嫌いもなくなった。

「麗夏」も「アイコ」もいい品種だと思っている。

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2008年5月 6日 (火)

野菜のキャラクタ達の招待状「タケノコ掘り」

また、末娘が「野菜のキャラクター」を書いてくれた。

これはタケノコ堀の招待状だ。

003 ゴールデンウィーク恒例(2回目)のタケノコ掘りを募集した。

タケノコ堀はこの季節の田舎の楽しみのひとつだ。

と言っても公園の裏手の山でタケノコを見つけて掘るだけのお手軽な行事だ。

参加人員は末娘と私しか、集まらなかった。他は買い物を優先した。

タケノコ堀の必需品のスコップは山の農園にあるので取りに行っている間に、末娘が喜びを「野菜のキャラクター達」に託してくれた。

その効果があり、長女の追加参加があった。

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人気の「アスパラ」と「ミニトマト」初登場。

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2008年5月 2日 (金)

ブルーベリーをめぐる攻防・・・第24話

この時期いつも俺は悩むのである。それはベランダで育てている15年もののブルーベリーの樹だ。

『春にかわいい白い花が咲き、新緑と紅葉が美しく、おまけに初夏には実まで収穫できる』と9年前サカタのタネの園芸通信で知り、一軒家に住んでいた小田原時代に購入した。

購入した苗はプロが畑で6年育てたラビットアイ系ブルーベリーだ。

ブルーベリーは普通の草花や、野菜と違い酸性の土を必要とする。18号のテラコッタに鹿沼土や、ピートモスを使って酸性の培養土している。乾燥に弱いブルーベリーの株元にバークチップとヘデラで覆って対策をしている。

ブルーベリーは自家受粉が苦手で、購入したときに、おまけにハイブリッシュ系の1年苗がついて来た。

小田原時代ムクドリの夫婦が花が咲く頃から毎日訪れるようになって、実が出来ると食べられていた。

ブルーベリーの実を楽しみにしていた幼かった子供たちはガッカリした。子供達にブルーベリー防衛隊を結成させたが、下見に来るくらい賢い鳥を追い払らうことは出来ず、小田原時代の4年間は収穫なしだった。

でも俺は4つの楽しみの内、花と新緑と紅葉の3つ楽しめたので良しとした。

その後、転勤で千葉の内房に引っ越してきて、今に至っている。その時、イギリスから取り寄せた「アイスバーグ」は置いてきたが、ブルーベリーの樹だけは連れてきたのだ。だがハイブリッシュ系は夏の移動がたたり枯れてしまった。

ベランダの主役に納まったブルーベリーの樹は春にかわいい白い花を咲かせ、新緑は素晴らしく、なんと初夏には実が収穫できたのだ。子供たちは大喜びした。

田舎では他に食べるものがたくさんあり、実は食べられなくて済んだものと女房と納得したのであった。

内房は小田原より暖かく、紅葉はいまいちであったが実が収穫できたので、小田原時代と同じく3つ楽しめたので、それで良しとした。

翌年の春、花が咲かないのだ。おかしいなと思いよく観察すると、なんと、ムクドリに花を食べられていた。

初収穫はたんに気づかれずに済んだだけだったのだ。

それにしても、いくら食料確保といえども、荒っぽい仕事ぶりだ。花を愛で、新緑を楽しみ、それから収穫すれば好いのにと“後先かまわず”の所業に腹が立った。

その年ブルーベリーでの楽しみは新緑のみとなった。

 また、防衛隊の結成を呼びかけたが『ネットをすれば良い』と成長した子供たちに一蹴された。ネットをしたところ実が収穫できた。

でも、ネットをしたら収穫目的だけの農家になってしまう。俺は、今は確かに家庭菜園をしている週末農夫でもあるが植物との付き合いはガーデニングが出発点だ。

ネットをすると美しくないのだ。季節の移ろいを知らせてくれる果樹はガーデナーの領分だと思っている。

ブルーベリーの白い花が咲くこの時期、ネットをすべきか、そのままにすべきか悩む。農夫の俺とガーデナーの俺の攻防が始まるのだ。

昨日、このブログを書いていたら、威嚇しながらムクドリがやってきた。悩んでいる時間はない。

ブルーベリーと同級生の次女が帰ってきたので手伝ってもらいネットをした。

受験生は目が大切なので、今年は農夫になった。

親心である。

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2008年4月26日 (土)

「下仁田ネギ」のシーダーテープ播きと「九条ネギ」のプランター播き

ネギは下仁田と九条を栽培している。下仁田ネギは鍋用だ。九条ネギは葉ネギとして重宝する。

昨シーズン、下仁田の栽培をやめて、下仁田に遜色ない美味しさとのキャチコーピにつられて「赤ネギ」を栽培した。ところが、根きり虫の被害にあい、あれよあれよという間に苗がやられた(苗床で無農薬栽培なので)。残った苗を育てて冬、鍋にしたのだが、下仁田ネギほど家族に人気がなかった。赤ネギは数も少なかったので代わりに九条ネギを使いきり、翌年用の苗を確保できなかった。

家庭菜園を始めたばかりの人のためにもう少し分かりやすく言うと(東京の人のアクセスが非常に多い)。九条ネギは株分けで増やせるのだ。だから、全部食べきらなければ、新たにタネを蒔く必要ない。

で、「下仁田ネギ」と九条ネギのタネ播きを行った。秋播きでも、春播きでもOKだ。前者は成育期間が長いので立